福岡市博多区中洲に新たな複合施設が誕生! 明治安田生命福岡ビルが生まれ変わり、宿泊施設「ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲」と多目的施設「明治安田ホール」が8月4日に開業しました。新施設は地上14階建て。高層部はホテル、低層部は緑化バルコニー・テラスを設置し、居心地のいい空間を提供します。先日ファンファン編集部員が一足先に「ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲」へお邪魔。本記事ではホテル内の様子をお届けします♪
中洲川端駅から徒歩約2分! “九州の自然に癒される”ホテル
今回新たにオープンした「ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲」は、福岡県で2店舗目の出店となるロイヤルパークホテルズアンドリゾーツのホテル。コンセプトは「九州の自然に癒される」。
1〜3階の「キャンバスラウンジ」「ルーフトップガーデン」などに、合計138本もの九州産樹木が配置されています。さらに廊下や客室など館内の至る所に、九州の自然を切り取ったグラフィックやアートを設置。アート制作は、ふくしごと(福岡市博多区)が運営する「HIBIGEI」が担当。障害のある人が描いた、独創的で多様性に溢れるアートにも注目してみてください。
また、九州各地で実際に録音した川のせせらぎや鳥のさえずりなどを、館内BGMとして使用。廊下を歩くだけでも、九州の自然の中にいるような感覚に。レストランでは、九州各地の食材を九州の薪で調理して提供するなど、五感を通して「九州の自然に癒される」体験を楽しめます。
【2階】レストラン「ONO HAKATA-Octo Natura Kyusyu-」
「ONO HAKATA-Octo Natura Kyusyu-(オノ ハカタ オクト ナチューラ キュウシュウ)」では、福岡・博多はもちろん、九州の自然の豊かさを四季を通して表現。店名はラテン語で8つの自然がある九州と表現し、名付けられました。豊かな場所、九州を食から表現していきます。
同店は、オノグループ初の薪焼きレストラン。店舗入り口には朝倉から取り寄せる流木が積み上げられ、実際の調理に使用されます。豪雨災害で甚大な被害を受けた流木を薪として使うことで、100%チャリティーとして復興支援に役立て、食から生きる活力をサポート。
店内はオープンキッチンとなっているため、薪焼き料理の味わいだけでなく、薪の燃える様、音や薫り(かおり)など、五感全てで楽しめます。
同店では、朝食(6:30~11:00 / L.O.10:00)、ランチ(11:30~15:00 / L.O.14:00)、ディナー(17:00~22:00 / L.O.21:00)を提供。
朝食は薪をくべるところからスタート。薪焼きのメインメニュー2種とサブメニュー4種の中から1品選ぶことができ、朝の目覚めとともに薪焼き風景を楽しめます。朝食を食べられなかったという場合は、朝食券を昼食にチェンジ可能。「朝はゆっくり寝たい…」「朝食は食べない派」という人も安心です◎
ランチは、オードブルのメインを選べるミニコース(2,800円)を用意。ディナーはアラカルト料理(5,800円~)が提供されています。
【2階】キャンバスラウンジ
宿泊ゲストのほか、外来ゲストもカフェスペースやコワーキングスペースとして利用できる「キャンバスラウンジ」。こちらもオノグループが運営します。
朝食のみならずランチも6:30からスタートし、15:00まで提供。和の海鮮丼やカニ、穴子が入った茶わん蒸し、からすみのサラダ、みそ汁がついた「和のプレート」と、ホットサンドやサラダスープ、海鮮のシチューなどがついた「洋のプレート」が楽しめます。自家製パンやデザートにも注目ください。
毎週金・土曜日には、福岡で活躍するアーティストによる音楽イベントを開催予定。博多川を望む開放的なテラス席もあり、同ホテル総支配人の山本正一さんは「テラスで飲むビールが最高です!」と話していました。
また、カウンター横の壁には「HIBIGEI」のアート「九州マップ」が設置。複数のアーティスト作品をコラージュして制作され、九州の自然やカルチャーが合わさって、九州の地図が形作られています。首を90度傾けてみてくださいね♪
【3階】大浴場・サウナ
宿泊ゲスト専用のスペースである大浴場・サウナ。大浴場は男女ともに、火山活動によって生み出された九州の渓谷をイメージした幻想的な空間となっています。
大浴場内の男性にはドライサウナ、女性にはミストサウナが設置されていました。
【3階】湯上りラウンジ
宿泊ゲスト専用のスペースである「湯上りラウンジ」。「REC COFFEE」のコーヒーや、九州の農家で栽培された規格外フルーツを使用したアイスを自由に楽しめます◎
「ルーフトップガーデン」に出ることもできるので、外のテラスでのんびり過ごすものオススメです♪
【3階】Bar KOMOREBI、ルーフトップガーデン
宿泊者以外の外来ゲストも利用可能。「Bar KOMOREBI」では約40種類のドリンクやスイーツ、軽食を提供します。席数はカウンター5席。九州の森をイメージした「ルーフトップガーデン」でも楽しめます。
「青空の下でスイーツを楽しみたい」「開放的な場所で飲みたい」という人はぜひ一度足を運んでみてはいかが。
【4〜14階】客室
客室は全255室。4〜9階はレギュラーフロア、10〜14階はスカイフロアとなっています。博多川を望むリバーサイドは「自然」をテーマに阿蘇や霧島などのグラフィックを設置。街側は「文化」をテーマに福岡のアーティストが描いたアートが設置されています。
さらに客室は木を基調にデザイン。自然の心地よさはもちろん、九州や自然の温かみを感じられる空間となっています。
14階 バルコニースイート(キング)
最上階14階にあるスイートルーム(キング)。広さ89.2㎡。広々としたリビングルームに、風が心地よいバルコニーがつています。
最上階からの眺めを楽しめるほか、ドリンク片手にラグジュアリーなひとときを過ごせるのではないでしょうか。
さらに、ガラス張りのビューバスも。夜は入浴しながら美しい夜景を望めます。一方、朝は自然光が差し込むため気持ちの良い目覚めとなりそうですね♪
14階 バルコニーツイート(ツイン)
最上階14階にあるスイートルーム(ツイン)。広さ86.1㎡。こちらもリビングルームに、バルコニーつきでゆったりとくつろげます。
リビングルームの隣にあるベッドルーム。頭上にある桜島のグラフィックが目を引きますね。
その他
14階 プレミアムツイン リバーサイド
プレミアムツイン リバーサイドから見た景色。博多川を一望できるほか、博多湾を見ることもできます。
6階 スーペリアツイン リバーサイド
6階 コーナーツイン リバーサイド
外出せずとも、ホテル内で十分に楽しめる「ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲」。「キャンバスラウンジ」に加え、「Bar KOMOREBI」「ルーフトップガーデン」は外来ゲストも利用できるので、気軽に立ち寄り「九州の自然に癒される」ひとときを体感してはいかが♪
ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲
オープン日:8月4日
住所:福岡市博多区中洲5-6-20
施設構造:客室(255室)、レストラン(1カ所)、キャンバスラウンジ、大浴場、サウナ、湯上がりラウンジ、ルーフトップガーデン
電話番号:092-291-1188
※宿泊予約などに関しては、以下公式サイトから確認ください