うしが年末挨拶に来たよ【23年最後のサ日記】

 飼い猫のサニです。おれの住む福岡はここんとこ寒暖差が激しい。すごく寒いかと思ったら、半袖でもいけそうなあったかい日になったりする。珍しいことに、全国的に大みそかは大雨になるという予報が出てるから気をつけてくれたまえ。

 きのうの昼間、ほんとに久しぶりにうしが庭にやって来た。1か月以上見なかったが、年の暮れも迫ったから、「今年一年お世話になりました」とお礼を言いに来たんだな。地域猫の鑑だ。

 思えば、うしは二年か三年姿を見せていなかったわけだが、今年の前半からだも大きく、ほんとに牛らしくなって庭に現れるようになった。そして、以前から庭に居ついている「おかあちゃん(のちにクミコに改名)」との間に二匹の男の子をもうけ、しばらく家族4匹で仲良く暮らしていた。

 積極的に子育てに関わるイクニャンとして一目置いていたが、またあんまし見なくなった。生まれついての放浪猫なのかもしれん。

 二匹の男の子のうち、「ヌー」と名づけたやつは姿を見せなくなって、今や庭にいつもいるのは、「とら(バーから改名)」だけになった。おかあちゃんも毎日はいない。ここ二、三日はとらと一緒に遊びに来ているな。うちのチョビととらは父ちがいのきょうだいだと思うが、模様がよく似ている。

 なかなか人間になつかず、猫つぐらで引きこもっていることの多かったチョビだが、冬になって寒いのかここしばらくは、居間でくつろぐことも増えてきた。

 おれはただ眠ってるだけなんだが、こいつが近づいてきてると病人が看病されているようだ。

 おれを盾にして、人間がちょっかいを出してこないようにしてるんだな。意外に頭がいいのかもしれん。

 ひとりの方がぐっすり安眠できて、ラクなんだが。

 紹介するのを忘れていたが、このクロもすっかり庭の常連だな。こいつも以前は黒い母猫ともう一匹のきょうだいと一緒に居たものだが、いつの間にか単独で滞在するようになった。なんかナワバリの関係で「1か所1匹」みたいなきまりになっておるのか。

 じゃあ、今年のサ日記はこれでおしまい。読んでいただいてありがとうございました。

 年賀状も印刷した分は出し終わった。遅くなっても欲しい人がいたら、追加で刷ってもいいぞ。

 では、良いお年をお迎えくださいましニャン。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

福岡市南区在住。サバトラ柄。熟年オス猫。雑種だが、アメショーの血が入っていると思っている。
ふてぶてしさが身上の甘え上手。
推定5歳か6歳の頃、今の飼い主宅に上がり込み飼い猫に。それ以前は不明だが、数百メートル離れた公園にいたとの不確かな情報。おととしの暮れ、孫娘のようなキジ白猫チョビが弟子入り。
世の中の動きに敏感なものの、とくに行動はしない。

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