【福岡・うどん杵むら】マイオールタイムベスト!至高の「カレー南蛮うどん」

寒い時に食べたくなるもの。暖かい鍋だったり、激辛料理だったり、ほかほかの肉まんだったり。選択肢は多様にあるが、私は無性に「カレーうどん」が食べたくなる。今回は私の「オールタイムベスト」と言える「うどん杵むら」のカレー南蛮うどんを紹介します。

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創業25年(個人的にも15年以上通う)薬院の名店「うどん杵むら」

薬院にある「うどん杵むら」。植物に囲まれた雰囲気のある建物の階段をあがり、2階にあるうどん屋さんだ。

撮影 ヤマナカリョウ

店先の張り紙を見て知ったが創業から25周年だそうで、途中移転もあったのでお店はすこぶるきれいなんだけど、老舗と呼んで良い部類の歴史あるお店である。

私も15年ほどお世話になっている。うどんの名店が多い福岡の中でも、常に「心のベストテン」上位に入り続ける大好きな店だ。

ランチタイムは、かつ丼•親子丼•天丼の丼ものから1品と、うどんのセットメニューが人気である。

撮影 ヤマナカリョウ

また定番は、メニューでも前面に出してある通り「ごま味噌うどん」「カレー南蛮うどん」「スタミナつけ麺」あたり。

撮影 ヤマナカリョウ

この日は本当に寒くて、昼休みに震えながら会社を出て、小走りで杵むらまで移動し、店に入ると同時に一切の迷いなく「カレー南蛮うどん玉子入り」(990円税込)をオーダーした。

お店は今日も多くのお客さんで賑わっており、1人で伺った私はカウンターに腰をかける。

隣の席では、高齢の男性2人がランチビールで乾杯しながら、良き感じのつまみを召し上がっている。私の後ろのテーブル席でもカップルらしき男女がビールを飲んでいる。

こちらのお店、お酒もそのアテもクオリティが高く、最近福岡で定着してきた「蕎麦屋で飲むように、うどん屋で飲む」先駆けのお店だと認識している。

私も昼ビールかましたいなぁ、と羨ましげに隣の席を見つめていると、オーダーしたブツがやってきた。

絶品!至高のカレー南蛮うどんを食す。

こちらが私がこよなく愛する「カレー南蛮うどん玉子入り」。

撮影 ヤマナカリョウ

麺が隠れてしまうほどにたっぷりのカレースープ。見るだけで気持ち温まってくる。

さっそく一口すすりますと。身体中に染み渡り、心の底から「はぁぁ」と深いため息が出てくる。エクトプラズムも出てきそう。冷え切った身体も心も、じわりと解凍されていくようである。

撮影 ヤマナカリョウ

油揚げやかしわなどの具材と、出汁のきいたスープとしっかり馴染んでおり、良き塩梅。

関東に行くと「蕎麦屋のおいしいカレー」に出会うことがある。このカレー南蛮うどんもその流れにはあるのだろうが、蕎麦屋のカレーともまた違う「うどんにあう」を追求したスープは、本当に絶品。素晴らしくて、油断したら泣きそうになる。

この店のうどん麺は、いわゆるスタンダードな「博多うどん」と比較すると、細麺。コシで勝負!というわけではないが、極端に柔らかくはなく、良い感じでもっちりとしている。カレースープとこちらの麺の相性も・・

撮影 ヤマナカリョウ

はい、最高。相性が良いというか、もう、ディスティニーである。ジョン・レノンとオノ・ヨーコ。ダブルファンタジーなのだ。本当おいしい・・・。

ある程度スタンダードな状態で食べ進めた上で、それまで手をつけていなかった玉子をくずし、スープとなじませる。

撮影 ヤマナカリョウ

あぁ、いいですねぇ。綺麗な黄身してたんだね、知らなかったよ・・・。何も言えなくて、冬、である。玉子が絡んでよりマイルドになったカレーとうどん麺、もう箸が止まらない。ドントストップミーナウ。一気に食べ尽くす。

この至福の時間を続けるため「のり巻きおにぎり」を追加発注

勢いのままにうどんをすすり、あっちゅうまに完食。おなかの容量的には十分満足なのだが、まだスープが残っている。麺類のスープを全部飲み干す歳でもないし、通常であればそのまま会計をするのだが、このスープ、まだ楽しみたい・・・。と再度メニューに目を向けると「のり巻きおにぎり(165円)」なるものを発見、追加でお願いする。

頼んだ後から握っていただいた、できたてのおにぎりが到着。

撮影 ヤマナカリョウ

冒頭書いた「酒のアテ」もそうなのだが、こちらの店、うどん以外のメニューも本当に気が利いていて、細部に魂が宿っている。

「Fukase」と「imase」と「Ayase」の違いがわからないほどに「違いがわからない男」である私だが、このおにぎりのおいしさとこだわりは速攻わかった。そこらのおにぎりと全然違う。うまい!

撮影 ヤマナカリョウ

スープとおにぎりを交互に、バランスをとりながらいただく。おにぎり、カレースープ、おにぎり、カレースープ。最高の単純作業。これを仕事にしたいとさえ思いつつ、結局スープを全部飲み干し、ゲームセット。

撮影 ヤマナカリョウ

身体も心もポカポカである。胃袋もだが、精神的な充足度が半端ない。ありがとう、うどん杵むら。ありがとう、うどん杵むらのカレー南蛮うどん。こうやって私は杵むらのサポートを得て、寒い冬を幾度でも乗り越えていく。

うどん杵むら

■住所    福岡市中央区薬院2-14-28 アデカッツビル 2F
■電話番号  092-714-2323
■営業時間  [火~日] 11:30~15:00 (ラストオーダー14:30) 17:30~22:00(最終入店21:00)
      ※麺や出汁が売り切れた場合、通常の営業時間内でも早めに閉店するそうです。
■定休日   月曜・第3火曜
      ※営業時間や定休日は変更になることがあるので直接店舗に確認を。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

惑える40代。飲み歩き・食べ歩きをこよなく愛し「酒ダルマ」と呼ばれるも、40代にして守りに入りやや健康志向。基本ミーハー、浅く広くカルチャー全般に興味。

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