恋愛が生活のすべてといえるほど、恋愛にのめりこんだ経験はありませんか?世間ではこの状態を恋愛脳ということがあり、ネガティブなイメージをもつ人も少なくありません。
そのため、自分は恋愛脳なのか知りたい人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、恋愛脳の特徴やチェックリスト、メリット・デメリット、恋愛脳から脱出する方法を紹介します。
恋愛脳とは:物事を恋愛中心で考えてしまう状態のこと
恋愛脳とは、物事を恋愛中心で考えてしまう状態のことです。主に女性に多い傾向があると言われ、恋愛に対する感度が高いのが特徴です。恋愛に対して積極的ですが、常に恋人がいないと寂しくなってしまうことも。
恋愛脳の人の特徴
恋愛脳の人は、恋愛に対して積極的な一面があります。ここからは、恋愛脳の人の特徴についてみていきましょう。
常に恋人がいる
恋愛脳の人は、めったに恋人が途切れることはありません。恋愛中心の生活をしているため、恋人がいない状態は考えられないと思う人が多いからです。
また、恋人がいることでモチベーションアップにつながるケースもあり、常に恋人がいる状態をキープし続けています。
ひとめぼれしやすい
恋愛脳の人はステキな人を見つけると、すぐにひとめぼれしてしまう傾向があります。常に恋愛モード全開なので、大勢のなかから好みのタイプの人を見つけるのも得意です。
恋愛対象の幅が広く、異性の友達や職場仲間、上司など、少し優しくされただけでもうれしくなって恋愛スイッチが入ってしまうこともあるようです。
感情のコントロールが苦手
恋愛脳になると恋人とのやり取りに一喜一憂することが多くなり、感情のコントロールが難しくなることも。
恋愛が順調であれば穏やかですが、恋人との関係にヒビが入りそうになると一転して何も手につかなくなるほど落ち込んでしまうことがあります。恋愛に振り回されて感情の起伏が大きくなると、仕事や学業に集中できなくなりがちです。
自分よりも恋人を優先する
誰よりも恋人を優先するのが、恋愛脳の人の特徴です。自分や友達、家族のことよりも恋人が第一優先と考えることが多いでしょう。
ただし、恋愛脳同士のカップルであれば、お互い恋愛を優先するため、恋愛の満足度は高くなるかもしれません。
一方で、恋愛脳の人は時間があれば恋人と一緒にいたいと思うため、まわりからは付き合いが悪いと思われることがあります。
フットワークが軽い
恋愛脳の人は行動範囲が広く、活動的です。出会いを求めるために、異性のいるイベントには積極的に参加しようとします。
遠くで開催されるイベントでも、多くの異性に出会えるのなら距離は関係ありません。迷わず参加することが多いでしょう。忙しい仕事の合間でも、時間を見つけて恋愛につながる行動をするのが特徴です。
恋愛以外のことにはマイペース
恋愛脳の人は恋愛には積極的ですが、興味のないことにはあまり関心を示しません。異性がいない女子会には消極的なこともあるでしょう。
恋愛のことであればモチベーションが高く行動的になれる一方で、興味のない話はスルーしやすい傾向があります。
友達から「ちゃんと私の話、聞いてるの?」と言われることが多ければ、恋愛脳気味になっているかもしれません。
恋愛脳がまるわかり!チェックリスト
「恋愛脳かもしれない」と思っても、自分だけで判断するのは難しいものです。まわりの友達に聞いても、ふわっとした答えしか返ってこなかったということもあるでしょう。
反対に、恋愛脳だとズバッと言われて傷ついた経験がある人もいるのではないでしょうか?ここでは、自分だけでこっそり恋愛脳かどうか確認できるチェックリストを紹介します。ぜひ、当てはまる項目を数えてみてください。
- 常に恋をしている
- 恋愛の話題が大好きで、よく恋バナをする
- 失恋してもすぐに恋人ができる
- 異性の友達のほうが多い
- 恋愛対象のストライクゾーンが広い
- SNSの投稿は恋愛中心
- 恋愛に発展しそうな誘いがあると、フットワークが軽くなる
- ひとりの時間が苦手
- 友達の恋愛事情が気になる
- 浮気性
- 失恋すると仕事が手につかない
- 恋人がいることに満足感がある
- 誰よりも恋人が最優先
- 相手に合わせて好きな場所が変わる
- 男女の友情は成立しないと思っている
上記のなかで何個当てはまったかで、あなたの恋愛脳がわかります。
0~2個:恋愛脳の確率は低め
3~6個:恋愛脳になりかけている
7~12個:恋愛脳の可能性が高い
13~15個:まさに恋愛脳の状態
恋愛脳のメリット
マイナスイメージが先行しがちな「恋愛脳」ですが、実はメリットもあります。ここでは、恋愛脳のメリットを紹介します。
すぐに恋人ができるので失恋しても立ち直りが早い
恋愛脳の人は常に恋愛に対してアンテナを張り巡らせています。今の恋がダメになっても、ずっと落ち込むことはありません。
すぐに次の恋愛に進もうと考えられる前向きさがあるのです。相手に執着しすぎることなく、新たな恋に向けて気持ちを切り替えようとします。
失恋しても立ち直りが早く、ワクワクしながら次の恋人候補を探せるでしょう。恋愛に対してポジティブなため、恋人ができやすいのがメリットです。
魅力的に見える
一般的に恋愛をするときれいになると言われます。恋愛脳の人は常にまわりからの視線を意識しているため、自然と清潔感のある服装を心がけたり、好印象を与える行動を取ったりするからです。
異性から魅力的に見られるにはどうすべきかを考えているので、自分磨きにも積極的になれるようです。
恋愛脳のデメリット
恋愛中心の生活をするデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?ここでは、恋愛脳の人のデメリットについて紹介します。
恋人以外との人間関係がおろそかになりやすい
恋愛脳の人は、人との付き合い方に偏りがみられやすい傾向があります。友達と予定していた日に彼氏から「会いたい」と言われたら、迷わず彼氏の誘いを選ぶでしょう。
後から予定が入っても、優先順位が変わってしまうことがあり、まわりから「付き合いが悪い」と思われがちです。恋人との予定を大切にしつつ、まわりとのバランスを取るよう意識しましょう。
恋人に依存する傾向がある
恋愛脳の人は自分に自信がない人が多く、ほかの人からの承認欲求が強い傾向があります。寂しがり屋な一面もあり、恋人に依存しがちです。
ひとりになることへの不安から、安心感を求めて恋人に依存することで愛情を確かめようとしてしまうのです。
依存関係は自分自身にとっても、相手にとっても負担がかかります。自立した恋愛関係を築けるよう意識していきましょう。
恋愛脳から脱出したい!今すぐできる対処法
恋愛脳の自分に疲れてしまったという人でも、諦める必要はありません。ここからは、恋愛脳の人が今すぐできる対処法について紹介します。
家族や友達と過ごす時間を大切にする
孤独感を恋人といることでまぎらわすだけでなく、家族や友達との時間もつくりましょう。
家族や友達との予定が先に入っていたなら、約束を守るといった簡単なことからでも大丈夫です。恋人以外でも一緒にいることで孤独感が薄れるのであれば、あなたが成長した証拠です。
自己肯定感を高める
恋愛への依存は、自分に対する自信のなさに直結しています。自己肯定感(ありのままの自分を肯定する心の状態)のなさを、恋人の存在でカバーしようとしているのです。
自分のよいところが見つからないときは、家族や友達に聞いてみるのもおすすめです。客観的な意見が聞けるので、自分では気づけなかった長所に気づくきっかけになるでしょう。
自分のことを好きになれると、恋愛脳に振り回されることも少なくなるはずです。
オキシトシンを味方につける
恋愛をするとオキシトシンという神経伝達物質が分泌されます。このホルモンによって幸福感がもたらされるといわれています。
「恋愛をしている間は幸せだから」という理由で恋愛脳になってしまっている場合、別の方法でオキシトシンの分泌を促してみましょう。
例えば、ぬいぐるみやクッションに触れたり、ビデオ通話で心の交流をはかったりするのが効果的だと言われています。可愛い動物の動画を見て「可愛い」と思うだけでもオキシトシンは分泌されるようなので、ぜひ試してみてください。
理想の未来をイメージして思考をアップデートする
恋愛脳の考え方を改善するには、イメージを書き換えるのがポイントです。今まで恋愛のことばかり考えてきた人にとって難しいかもしれませんが、過去の恋愛について振り返ってみませんか?
紙に書き出すことで、自分の恋愛傾向を客観的に把握できて思考をアップデートできます。書く内容に迷ったら、「自分の理想のタイプ」「過去にあった恋愛の成功例や失敗例」「将来どんな生活をしていたいか」などを中心に書いてみるのがおすすめです。
夢中になれる趣味を探す
恋愛をしている間はほかのことが忘れられるため、恋愛中心の生活になっているときほど視野が狭くなりがちです。恋愛以外に楽しめる趣味をみつけて、充実した時間をあえてつくるとよいでしょう。
映画鑑賞や読書、温泉めぐり、ヨガなど、今までと違うアクションをとってみることが、結果的に恋愛脳から抜け出す近道になる場合があります。
恋愛脳でも大丈夫!自分の特徴を知り理想の未来を手にいれよう
恋愛中心で物事を考えてしまう人は、恋愛脳の可能性が高いでしょう。恋愛脳の人は恋人が途切れず、ひとめぼれしやすい傾向があります。
一方で、感情コントロールが苦手な一面もあります。魅力的で失恋しても立ち直りが早いものの、家族や友達などとの関係が疎かになりがちです。恋人に依存しやすい人は自己肯定感を高めたり、理想の自分をイメージしたりするとよいでしょう。
(ファンファン福岡公式ライター / Yumi)