「恋愛に疲れた」と感じる10の原因とは?疲れやすい人の特徴と対処法も解説

 「恋愛がうまくいかないことに疲れた」「もういい」と悩んでいる人は男女問わず多いのではないでしょうか。

 好きな人との恋愛は楽しいものであるはずなのに、なぜ疲れてしまうのか疑問に思う人も多いかもしれません。

 そこで今回は、恋愛に疲れる10の原因と疲れたときの対処法を紹介します。

 「もう一度幸せな恋愛をしたい」と感じている方はぜひ参考にしてください。

目次

恋愛に疲れたことのある男女は○割!【アンケート】

 25歳~35歳の男女へのアンケートでは、男女ともに「恋愛に疲れたことがある」と回答した人が多く見られました。

 男性よりも女性のほうが恋愛に疲れを感じやすい傾向があるようです。

「恋愛に疲れた」と感じる10の原因

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 漠然と「恋愛に疲れた」と感じているものの、理由がわからずモヤモヤしている人もいるでしょう。

 ここでは、恋愛に疲れてしまう10個の原因を解説します。

1. 相手の気持ちがわからない

 恋人の気持ちがわからないと、恋愛に疲れたと感じやすいでしょう。特に、パートナーの態度が変わってきたときに、不安を感じるケースが多いようです。

 けんかやトラブルなど考えられる原因がとくにない場合は、さらに困惑してしまいます。

 また、違和感を感じても相手に伝えられなかったり一人で考えすぎてしまうこともあるでしょう。

  • 急に連絡が減った
  • 最近そっけなくなった
  • なかなか会う時間を作ってくれない
  • コミュニケーションがとれない
  • LINEが返ってこない
  • 冷めたのではと不安になる
  • 遠距離恋愛

一方的に振り回される

 恋愛では、相手に一方的に振り回されることもあるかもしれません。

 相手を好きな気持ちがあるとイヤなことも断れず、自分自身がすり減ってしまうでしょう。

適当に扱われる
冷たくなった
付き合ってから態度が変わる

相手に合わせて自分を演じている

 パートナーに嫌われたくないからと、相手に合わせすぎてしまうことも。常に彼の都合を優先して、自分の予定を変える人もいるかもしれません。本当はもっと会う頻度を多くしたいのに、彼の気分やペースに合わせて気持ちを抑えることもあるでしょう。

 相手もあなたの都合や気持ちを聞いてくれるならよいですが、そうでないと「自分ばかり合わせようとしている」と不満を感じる要因になります。

 自分ばかりが尽くしていて、相手からの愛情を感じにくいという場合、恋愛に疲れることがあります。彼への思いが大きければ大きいほど、自分の感情とのギャップを感じて苦しいでしょう。一方通行な恋心のように感じて、寂しさを覚えます。

自分ばかり尽くしているように感じる
嫌われたくないと不安
がんばりすぎてしまう

 彼の理想の女性像をつい演じてしまう人もいます。彼を失いたくない、愛されたい一心なのですが、本来の自分とかけはなれた人格を演じ続けるのは負担が大きいです。

 「素の自分を見せたら嫌われるかも」という恐れが、どんどん心身を疲れさせていきます。

6. 友人の恋愛と比べてしまう

 恋人がいる人のなかには、友人の恋愛と比べて落ち込む人もいるようです。

 最近はSNSが普及し、他人の恋愛事情も垣間見えるようになりました。なかには、友人からマウンティングをされたように感じてイヤな気持ちになった人もいるかもしれません。

 「サプライズをしてくれる彼氏がいいなあ」「高級レストランに連れて行ってくれる彼氏がうらやましい」など、恋人に物足りなさや不満を感じてしまったり、 好きな人をほかの男性と比べてしまう自分に嫌気がさして疲れることもあるようです。

7. 浮気や破局を恐れている

 今は恋愛が順調でも「いつかこの幸せが壊れるかも」と不安を感じ、疲れてしまう人もいるでしょう。

  • 「飽きられて浮気されるかも」
  • 「急にフラれる日がくるかもしれない」
  • 「私より可愛い子が現れたら捨てられる」

など、常によくない想像をしてしまうので、目の前の恋愛を楽しめないのです。「いっそのこと恋愛をやめたら、この不安から解消される」と考えることもあります。

2.束縛されている

 恋愛に疲れてしまう原因のひとつに、次の例のようなパートナーの束縛があります。

  • 友人と出かけると不機嫌になる
  • どこで何をしていたか、ことあるごとに聞かれる
  • 趣味に対して小言を言われたり、禁止されたりする

 行動を制限されるだけでなく、プレッシャーをかけられたり不満を言われたりするだけで、疲れは徐々にたまっていきます。

彼氏のお母さんの過干渉
別れるまでに疲れた
LINEを催促される
ケンカが増えた

8. 自分の時間が欲しい

 お付き合いをしていると、どうしても恋人とのデートや連絡の時間が長くなります。

 恋愛以外にやりたいことや趣味がたくさんある人は、デートや連絡を取る時間をもったいなく感じることがあるかもしれません。

  特に一人の時間を大切にしたい人は、恋愛によって自分の時間がなくなると息苦しさを感じやすいでしょう。

9. 価値観が合わない

 2人の価値観が大きく異なると、意見がぶつかる場面が増えます。相手のお金の使いどころや時間の使い方にイライラすることもあるでしょう。

 価値観の違いがよい影響を及ぼすこともあるものの、あまりにもかけはなれていると心地悪さを感じるものです。

 結婚や子育てなど、将来にかかわる価値観が大きく異なると、別れを考えるカップルも少なくないようです。

なかなか好きな人ができない

 交際中だけでなく、そもそも好きな人がなかなかできないということもあるでしょう。

 「そろそろ結婚したい」と思っている女性は焦ってしまうことも。

  • 恋活や婚活がはかどらない。
  • マッチングアプリや婚活パーティーに参加しても好きな人ができない。
  • 周囲のライフステージと比べて焦る。

片思いで振り向いてもらえない

 好きな人がいても、片思いが続くと苦しむこともあるでしょう。

 アプローチをしても気づいてくれなかったり、

恋愛に疲れやすい人の特徴

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 恋愛に疲れやすい人には、共通した傾向があります。

 自分の傾向を自覚しておけば、大きなトラブルが起きる前に早めの対処ができるでしょう。

自分に自信がない

 自分に自信がない人は、嫌われることを恐れて、相手のペースに合わせすぎたり自分を演じたりしてしまいます。

 彼の態度がいつもと少し違うと敏感に反応し、不安に襲われることも。相手の身勝手な行動や束縛に、抵抗できない人も多いです。

 常にビクビクしながら恋愛をしているので、心から楽しむことができません。

物事を深く考える

 物事を深く考えるタイプの人も、恋愛に疲れてしまうことが多いようです。

 「あのときの言葉はどんな意味だったのだろう?」

 本人に直接聞くのが苦手

相手に期待しすぎてしまう

 相手に対する期待値が高いほど、恋愛の疲れを感じやすくなります。

 「こうあってほしい」という期待が大きいぶん、望む結果が得られなかったときの落胆が大きくなるのです。

 最初から期待値が低ければ、感情の落差は小さくなります。もしくは彼の行動が期待を超えてくることもあり、喜ぶ場面も増えるかもしれません。

恋愛に疲れたときの対処法

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 「恋愛に疲れた」と感じる一方、心の奥底では「幸せな恋愛をしたい」と思っているのではないでしょうか。

 ここでは、疲れた心を癒し、もう一度恋愛を楽しみたいと思えるようになる対処法を紹介します。

期間を決めて距離を置く

 恋愛で疲れてしまったら、少し休んでみるのもひとつの手です。

 付き合っているならしばらく会うのをやめ、連絡も控えめにします。少し休むことで、自分が疲れてしまった原因に向き合うことができるでしょう。

 恋愛に一生懸命だったときにはわからなかった、自分の本当の気持ちや対処法が見つかるかもしれません。

自分のペースを大切にする

 相手のペースに振り回されていると感じたら、自分のペースを取り戻す方法もあります。

 デートや連絡の頻度を減らしたり、

 相手が不安になる場合は

  • LINEの返信ペース
  • デートのペース
  • 束縛されたら仕事や家族との予定とうそをつく
  • 心地よい距離感を大切に

友達に相談する

 モヤモヤがたまっているときは、仲のよい友達に愚痴や悩みを聞いてもらってスッキリするのもおすすめです。

 パートナーとの意見の違いも、女性同士・男性同士であれば共感を得られることも。

 気持ちがリフレッシュできれば、恋人とも接しやすくなるでしょう。

趣味で気分転換をする

 恋愛に疲れた人は、これまで恋人のためにたくさんの時間とお金を使ってきたかもしれません。日々のデート、プレゼント、美容など、恋愛には意外とお金がかかるものです。

 恋愛はいったんお休みをして、心から楽しいと思えることにエネルギーを注いでみましょう。自分が満たされていくと、恋愛を楽しむ気力が復活します。

  • やりたいことをやる
  • カラオケで思いっきり歌う
  • 一人旅をする
  • 自分へのご褒美 マッサージなど
  • 資格勉強をする

不満が相手に伝わる方法を考える

 不満があるときは、相手に伝わる方法を考えるのもよいでしょう。

 

お互いの気持ちをさらけ出す

 自分を演じてしまっている人は、少しずつでいいので素を見せていきましょう。恋人といるときの緊張感が和らぐと、恋愛疲れが解消されていきます。

 「素を出すと嫌われるかも」と心配する人もいますが、むしろ彼との親密度が高まるというパターンも多いです。

 どう思っているかは言わないとわからないもの。「男だから」「女だから」と決めつけずに、「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」と自分の意思を伝えていきましょう。

恋愛に疲れないコミュニケーション

 恋愛に疲れないためにはどうすればよいのでしょうか。

 ここでは、アンケートの回答をもとに、恋愛を心地よく楽しむコミュニケーション方法を紹介します。

恋愛以外の生活も楽しむ

 心地よい恋愛をしている人はのなかには、恋愛以外の生活も楽しんでいる人が多いようです。

 恋人のことばかり考えていると、不安も大きくなってしまいます。

 仕事や趣味などの日常生活も大切にしましょう。

  • 考えすぎない
  • 気分転換に好きなことをする
  • 相手のことばかり考えすぎない
  • 心に余裕をもつ
  • 恋愛中心の生活にしない
  • 恋愛以外の人間関係を充実させる

ほどよい距離感を大切にする

 疲れることなく関係が続いているカップルは、お互いの距離感を大切にしていることも。

 恋人といえど、心地よい距離感は人によって異なります。

 連絡頻度、会う頻度など、お互いを尊重しながら決めていくとよいでしょう。

報告・連絡・相談を密にする

 不安になりやすい人や束縛に悩んでいる人は、日ごろのコミュニケーションを密にする方法もあります。

 「今日は○○ちゃんと遊ぶよ」「悩みがあるんだけど聞いてもらえるかな?」など

 心を開いていることがわかると安心できるはずです。

思っていることを正直に話す

 長続きしているカップルは、思っていることを相手に伝える努力をしているようです。

 「言いたいことはその場で伝える」「一人で抱え込まない」など

 お互いを受け止める姿勢も大切です。

後悔しないように行動する

 恋人に対して後悔しないように行動しているという人も。

 「これからも付き合っていくなら不満は伝えたほうがいい」「」

 悩んだときの判断基準になるでしょう。

直してくれないなら諦める

 恋愛では、ときには潔さも大切です。

 我慢し続けると自分自身の心がすり減ってしまいます。

 「直してくれないなら別れる」「雑に扱われたら別れる」と見切りをつけて、次の恋に進むのも一つの方法です。

恋愛に疲れた原因を知って、もう一度幸せな恋をしよう!

 「恋愛に疲れた」と感じるときは、なぜ疲れたのかという原因を探ることから始めましょう。理由がわかれば、おのずと対処法も見えてきます。

 多くの場合、自己理解と自分をいやす時間で心が回復していきます。突発的に別れを選択するのではなく、まずはゆっくり考える時間をつくってみてくださいね。

(ファンファン福岡公式ライター / Satoko)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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