出産に向けて何を準備すればいいか分からないという時の強い味方が「出産準備リスト」。けれど実際に赤ちゃんとの生活が始まると、使えないグッズがあれこれと出てきました。わが家の失敗談をお話しします。
ベビー用品店のリストを参考にしたら、総額20万円!?
私が初めて妊娠した時、出産準備を始めたのは、妊娠中期でした。準備といっても、育児経験のない私には何がどのくらい必要なのか分からなかったので、ベビー用品店でもらった「出産準備リスト」を参考にしました。
リストには、授乳用品や部屋着、おむつ替えグッズに入浴用品、さらには外出時に必要なチャイルドシートやベビーカーのほか、こまごましたものまで含めると50品目以上ものベビーグッズが載っていました。しかも、赤ちゃんの洋服などは、洗い替えを含めると2、3枚ずつ準備しなくてはなりません。
最初のうちはリストの中から必要なものだけを買おうと思っていたのですが、何度もリストを眺めているうちに、全て必要に違いないという気分になりました。 初めての妊娠で「出産後は、赤ちゃんに付きっきりで買い物にも行けない」と思い込んでいた私は、
「いざという時に、なくて困るよりはいいだろう」と思い切って全部購入。総額は約20万円にも上りました。
しかし、いざ赤ちゃん(長男)が生まれると、使わないグッズがちらほら。もったいない思いをたくさんしたのです。
一度に全部買いそろえる必要なんてなかった!
おむつ替えの時に、おしっこをかけられられないようにする「おしっこガード(おしっこキャップ)」は、おしっことキャップをかぶせるタイミングがなかなか合わず、ほとんど使わないままでおむつを卒業。
おしり拭きを電気で人肌程度に温める「おしり拭きウォーマー」はコンセントに挿す必要があり、おむつ替えの度におしり拭きのある場所に移動するのが面倒。ただ、残りが少なくなると、おしり拭きが自動で持ち上げられて便利だったので、コンセントは外して常温のケースとして使用しました。
「ベビーベッド」は、ベッドよりも私の側で寝かせておく方が授乳しやすかったので、そのうちベビー用品置き場に。半年もたたないうちに友人に譲りました。 それぞれの家庭によって、必要なベビーグッズが違うのは当然ですよね。一般的に、赤ちゃんを連れての外出は新生児期を過ぎるまでは控えた方がいいといわれますが、赤ちゃんを家族に見てもらえれば、意外と出掛けられることも分かりました。
この失敗を生かして、2人目(次男)の出産の時にはベビー服など必要最低限な物だけを準備しました。さらに友人からのお下がりやレンタルなどを上手に活用できていれば、「もっと節約できたかな?」と思う私なのでした。
(ファンファン福岡公式ライター/minimix)
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