MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)試験の受験者に受験した理由は何か、MOS資格を取ってよかったことについて聞いていみました! 今後、MOS資格の取得を目指している人、試験の受験を控えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
アンケート概要と回答者
情報:資格取得に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月6日〜19日(14日間)
人数(男性・女性):20代〜60代の男女265人(男性82人、女性183人)
※人数比は以下を参照
今回、回答したMOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)試験の受験経験者数は7人
MOS資格の受験者
MOS資格の受験者の年齢
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)試験とは
種類
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)
年間試験回数
全国一斉試験:毎月1回~2回
随時試験:全国1,700の試験会場で随時実施 ※試験会場により変更あり
MOS資格の試験科目は全5種類
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)の試験科目は全部で以下の5種類。
文章作成ソフトのWord(ワード)
表計算ソフトのExcel(エクセル)
プレゼンテーションソフトのPowerPoint(パワーポイント)
データベース管理ソフトのAccess(アクセス)
電子メール・情報管理ソフトのOutlook(アウトルック)
それぞれで求められる一般的な操作方法を実行できることが必要となります。
WordとExcel、Accessには上級レベル(エキスパート)試験もある
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)には一つ上のレベルとして上級レベル(エキスパート)試験が設けられています。上級レベル(エキスパート)試験はWordとExcel、Accessで実施。Word上級レベルではスタイル機能や見出しの設定による目次・索引作成、他アプリケーションとの連携やデータの取り込みなど、Wordに関しての高度な機能理解が必要となります。一方Excel上級レベルではピボットテーブルを用いたデータ分析や条件付き書式などエクセルに関する深い理解が重要。操作方法だけでなく、分析やシートを使いやすくする技能が必要となります。
また、Accessも従来は一般レベルでしたが、専門的な操作を必要とするアプリケーションであることから、上級レベルに位置づけられています。ただし、これによって出題レベルが従来よりも上がるというわけではありません。
バージョンごとに試験がある
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)は、Microsoft Officeに関しての知識と操作方法が問われます。また、Microsoft Officeは不定期でアップデートが行われ、その都度操作方法党が若干変更になります。そのため、MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)も各バージョンごとに用意されています。注意点としては、資格がバージョンごとに互換性がないということ。バージョンのアップデートがあれば、都度その試験を受験して合格する必要があります。自分が今どのバージョンのOfficeを使っているのか、現場では何を使っているのかは確認しておきましょう。
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)試験を受けたきっかけは?
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)試験を受けるきっかけは何だったのでしょうか? 同じような境遇の人はぜひ参考にしてみてください。
- 「家の都合で退職し、地元に戻って転職活動をした時に、履歴書に書ける資格が何もない事に不安を感じ、何か役立つ資格が欲しいと思ったため。なるべく早く資格を取りたかったので、毎月受験できるものにした」(30代女性)
- 「パソコン関係の資格が一つも無かったので、取得しようと思いました」(40代男性)
- 「就職の際に最低限書ける資格が欲しかったため」(20代男性)
- 「パソコンのスキルを証明するため」(50代男性)
- 「業務で、特にExcelを使うため、効率化したかった」(40代女性)
パソコンスキルの習得と証明のために
昨今ではパソコンを使わない現場が減り、何らかの形でパソコンの操作が求められることが増えてきました。そのため、パソコンに関するスキル、特に多くの企業で用いられているMicrosoft Officeのスキルは重要度が高いと言えます。とはいえ、スキルの有無はなかなか証明が難しいもの。MOS資格は客観的なスキルの証明として需要があると言えます。
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)試験を受けてよかったことは?
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)試験を受験した結果として、よかったことを答えてもらいました。
- 「Excelの資格を取得したら、社内でExcel関係の相談を受けることが多くなりました」(40代男性)
- 「家での時間を有効的に使うことができたのはすごく良かったです。現在学校で資料をまとめたりする時に役立っています」(20代女性)
- 「実際に就職活動では多少のプラスになったと思われる」(20代男性)
- 「転職の際、履歴書に記載することができた」(50代男性)
- 「オンラインだと、時間の調整がとてもしやすいので、子どもがいる自分にとっては助かりました」(40代女性)
社内でのポジションが変わった・履歴書に書くことが増えた
MOS資格を取ったことで、社内でMicrosoft Officeに関するスキルがあるということが認知されるようになり、待遇が改善したり、ポジションが変わったなどの声がありました。また、履歴書に書くことが増えたこともメリットと言えるでしょう。就活・転職、社内での待遇改善をしたいという人にはおすすめの資格と言えるでしょう。
まとめ
今回はMOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)の取得に関してアンケートを実施。Microsoft Officeのスキル証明のために受験する人が多い印象。取得後によかったこととして就職・転職・社内でPCスキルに関して認められるようになったという人が多かったです。今後、MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト資格)の取得を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。