調剤薬局事務検定試験の受験経験者に聞いてみた! 受験理由と調剤薬局事務のメリットとは?

調剤薬局事務検定試験の受験者に受験した理由は何か、調剤薬局事務検定の資格を取ってよかったことについて聞いてみました! 今後、調剤薬局事務検定の資格取得を目指している人、試験の受験を控えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

アンケート概要と回答者

情報:資格取得に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月6日〜19日(14日間)
人数(男性・女性):20代〜60代の男女265人(男性82人、女性183人)
※人数比は以下を参照
今回、回答した調剤薬局事務検定試験の受験経験者数は7人

調剤薬局事務検定の受験者

出典:イエゴト調査隊

調剤薬局事務検定の受験者の年齢

出典:イエゴト調査隊

調剤薬局事務検定試験とは

種類
調剤薬局事務検定試験

年間試験回数
毎月第4日曜日開催

試験は学科と実技の2科目マークシート方式

調剤薬局事務検定の試験は学科と実技の2科目。学科は調剤報酬算定に関わる基礎知識が問われ、実技では調剤報酬の算定及び調剤報酬明細書作成が求められます。試験はマークシート方式で、資料の持ち込みは可能です。

学科・実技ともに例年正答率6割以上で合格

合格のハードルに関して、原則として学科・実技それぞれにおいて正答率6割以上と言われています。ただし、問題の難易度等によって合格に必要な正答率は変動するとのこと。

受験資格

調剤薬局事務検定の受験資格としては、日本医療事務協会が認定する団体の講座の受講者、受験申請のあった高校・専門学校・短期大学・大学等の学生、受験申請のあった一般受験申込み者の3種類があります。特に団体や大学に在籍している人は、一般申込者として申し込んでしまうと団体・大学での受験者に設定されている検定料が適用されないので、要注意です。

調剤薬局事務検定試験を受けたきっかけは?

調剤薬局事務検定試験を受けるきっかけは何だったのでしょうか? 同じような境遇の人はぜひ参考にしてみてください。

  • 「職場で、資格を取ると給料が、アップすると聞いたからです」(30代女性)
  • 「転職を検討していて、一般的な事務職より働き方が多様だと思ったため、経験がないので資格を取ろうと思ったため」(30代女性)
  • 「妊娠中あまり動けない時期に何かしようかなと思ったことがきっかけです」(40代女性)
  • 「小さい子どもがいるので通いながら講座を受けるのは厳しいと感じていたため」(30代女性)
  • 「これからもずっと医療の時代だし、かといって今から医療の資格を取るのは難しいと思ったので、薬のことなら勉強できると思い、取得してみたいと思ったからです」(40代女性)

医療業界の安定性と自宅での受講が可能という点が魅力

医療業界は今後の安定的な状態が続くという点と、新しく医療系の資格をスクーリングしながら取得するのは大変という人にとって、調剤薬局事務検定は人気のようです。安定的な業界で働けて、自宅での学習でも合格が狙えるのは確かにメリットと言えますね。

調剤薬局事務検定試験を受けてよかったことは?

調剤薬局事務検定試験を受験した結果として、よかったことを答えてもらいました。

  • 「通信で資格試験まで受けられたので時間や場所を気にすることなくできた。」(30代女性)
  • 「受講も試験も自宅でできたのがよかったです。あとパソコンがいらないので、どこでも勉強できるのもよかったです」(40代女性)
  • 「時給がアップしたのと、知識が増えたので、仕事が楽しいと思えるようになりました」(30代女性)
  • 「オンラインで受講できたため、自分のペースで取り組めたこと」(20代女性)
  • 「わかりやすくしっかり学べた。試験も在宅でよく資格をとりやすかった」(30代女性)
  • 「実際に仕事に就いてからの専門用語が理解できた」(30代女性)

給料のアップができた・自分のペースで学習できたという声が多い印象

調剤薬局事務検定を取ることで給料がアップしたという口コミが多い印象。また、取得の過程に関しても自宅で自分のペースで学習ができた、子どもがいたけど隙間時間で学習ができたという、取得しやすさに関しての声も多かったです。スクーリングなしで医療業界で働ける、その入り口として調剤薬局事務検定は人気があると言えるでしょう。

まとめ

今回は調剤薬局事務検定の取得に関してアンケートを実施。受験理由としては転職や報酬アップのために受験する人が多い印象。また、安定的な業界として医療業界を選びたいが、育児等の事情でスクーリングが難しいという人も受験しているようです。今後、調剤薬局事務検定の取得を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

料理、掃除、買い物、子育てなどなど、家の中には様々な「イエゴト(=家事)」があります。そんな様々な「イエゴト」を、【ファンファン福岡イエゴト調査隊】メンバーが調査していきます!

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