夏休みの最大の課題… そう、お昼ごはんのメニューです。夏休み中旬にマンネリ化していたわが家のお昼ご飯を救ってくれたのは、“おにぎり”でした。普通のおにぎりを出すと「えーおにぎり?」と不満を言ってくる子ども達。ちょっとした工夫で楽しいおにぎりの完成です!
夏休みがはじまった
わが家には小学生の娘と息子がいます。毎年、夏にはあのイベントがあります。そう、子ども達は楽しい、お母さんには試練の… 「夏休み」です。ウキウキしている子ども達をよそに、「お昼ご飯は何にしよう…」と本当に頭を抱えます。そうめんと、かき氷のシロップは常にストックします。
毎日のように庭でビニールプールに入る子ども達。「そこはリゾートでしょうか?」と聞きたくなるほどくつろいでいます。途中かき氷を差し入れしながら2時間程遊ぶと部屋に戻ってきて
「お腹空いたー! お昼ご飯なに?」と言ってきます。スタンダードなメニューは、そうめんと、ソーセージなどのおかず1品。それか昨日の残り物です。気分がのっている日はサンドイッチを作ります。
ロシアンおにぎりで破産回避!
夏休のも中旬に差し掛かる頃。子ども達についに言われます。
「そうめん、あきた!」そうでしょう。そうめんの登場率は他のメニューと比べてもはるかに高い。飽きられても仕方がありません。じゃあ何が食べたいのか聞くと、ファーストフードやお寿司と言われます。頻回に食べに行っていては、わが家は破産します…。
「何かいいメニューはないかな」と頭を抱えます。そこで考えたのが「ロシアンおにぎり」でした。
おにぎりの中身は何でもあり。しゃけ・とりそぼろ・おかかマヨ・唐揚げ・ミートボールなど。唐揚げを入れると結構大きなおにぎりが出来上がります。
ロシアンおにぎりのルール
わが家は小学生が2人なので、3種類を2個ずつ作り、それぞれお皿にのせて出します。そして
「今日は何が入っているかお楽しみ♪ ロシアンおにぎりです!」とクイズ番組の司会者風に言うと
「なにそれー!」とキラキラした目で大盛り上がりの子ども達。
1つだけルールを説明します。
「触ってはダメ」このルールを伝えると、子ども達は
「匂いは? 嗅いでいい?」と言います。正直、嗅ぐことは考えていませんでした。ひとまず
「嗅ぐのはOK」と伝えると、いろいろな方向から匂いを嗅いだり、眺めたり…
「これ、なんか大きい!なんだろう」や
「あ! これシャケよ。絶対シャケ! ちょっと見えるもん!」と、とても楽しそうです。
目をつむりおにぎりの上に手を掲げて謎の気功も使います。そして、選んだおにぎりにかぶりつき、息子は
「あ! 唐揚げだ!」と嬉しそうです。娘も
「私は、やっぱりシャケ! あと何があるかなぁ」と楽しそうに食べます。
別の日には、違うおかずでロシアンおにぎりです。
「今日の中身は何かな~?」とウキウキ話す子ども達。ロシアンおにぎりで憂鬱だったお昼ご飯は楽しい時間になりました。
人気のおにぎりの中身は?
長い夏休みに、そうめんに飽きた子ども達に出したロシアンおにぎりは大好評! 中身は試行錯誤しながら楽しみました。1番人気は「唐揚げ」です。冷凍食品のタレ付きの唐揚げがおすすめです。
あまりおにぎりには合わなかったものは「ソーセージ」でした。子ども達から
「これ微妙…」という感想をいただきました。ロシアンおにぎりは、今年の夏もわが家のお昼ご飯の定番になりそうです。
(ファンファン福岡公式ライター / ユズキ)