WEBライターの冬野はなです。今回は、私自身が経験した義実家との、ひと悶着のお話です。新築一戸建てを建てようとしたら、驚きの提案をされました。義母に「費用はあなたたちが負担するのよ!」と同居を迫られたのです。話はそこで終わらず、さらにひどい提案をされ…!
マイホームを建てることを決意
私たち夫婦は当時、結婚して5年が経っていました。子どもは授かっていませんでしたが、不妊治療中で将来子どもを育てる選択肢は捨てておらず、もちろん義家族もそのことを知っていました。
その頃は賃貸に住んでいましたが、消費税の増税から家賃が上がると大家さんから話があり、更新代もばかにならないため、一戸建てを検討しました。
県内は土地が高騰して手が出ないため、県外でしたが義両親宅にも車で約30分とアクセスも悪くないところを見つけました。
義母が激怒
そのことを報告すると、なんと義母が
「家族なんだから近くに住まないと、周りの人は変に思うでしょ!」と、突然怒り出したのです。
義両親の住んでいる地域は都会で、周りは単身世帯ばかりです。驚いていると、同居にするしかないと言われてしましました。義実家には義両親、義妹、姪2人の5人が同居しており、私たちの住める部屋などありません。
夫は長男だったので、いつかは同居が必要かなと考えてはいましたが、義妹や姪たちでいっぱいの義実家に同居を迫られるとは思ってもいませんでした。
全員で7人が住むことになるので、リフォームか建て替えをしようというのです。義実家は20坪程度。今は7人ですが、私たち夫婦の子どもができる可能性を考えたら、部屋の数はもっと必要になります。
費用はどのように分担するのかを聞くと、
「あなたたちが負担するのよ。当たり前じゃないの。私たちはもうローンを組める年齢じゃないもの。」と、さも当然と言わんばかりでした。
義両親のみであれば、そのことも考えないでもないのですが、義妹は当時39歳。健康体なのに働かず、義両親に子どもの学費や食費、小遣いまで頼って生活をしていました。その義妹がいることがわかっているのに、同居のための家を建てるよう言われても、将来が不安で仕方ありません。
義妹は義妹で、新しい家に建て替えするのが嬉しいようで、
「アイランドキッチンにしたい!」などと言い出す始末。
さらなるお願いとは
さらに義妹の部屋を作って住まわせてあげて欲しいと義母からお願いが…。生涯、義妹の面倒を私たち夫婦で見ることを頼んできたわけです。もちろん、部屋を建てる費用は私たちが全額負担するそうです。
流石に夫も私も呆れてしまい、実際に契約はしていませんでしたが、
「もう家を建てる契約をしてきてしまった。将来必要になれば、家を売却して戻ってくるから」と、とりあえずその場を切り上げました。
義母は
「勝手に契約して!」と怒っていましたが、契約破棄するとお金が戻らないからと話すと、諦めてくれました。義実家も古くなっていたので、私たちが家を建てられるとわかって、同居すれば新しく家を建て直してもらえると思ったのかもしれませんが、私たちのお金ですべて賄ってもらえると思っていたことに唖然としました。
また以前から義母が義妹をやけに可愛がっているなと思ってはいたのですが、まさか義妹に自立を促さずに私たち夫婦に義妹の面倒を見させようとしているとは思わず、それにも閉口してしまいました。
それからは、義両親に義理を通してもこちらが損をするだけだと学習したので、以前よりも距離を取って自分たちの生活を楽しむようにしています。
(ファンファン福岡公式ライター/冬野はな)
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