温暖化が進み、私たちの子ども時代にはなかった「猛暑日」という言葉も生まれています。温暖化により変わってきた子どもたちを囲む環境。私が子ども時代の頃と比較して感じた、今どきのプール事情についてお話しします。
今ドキ幼稚園児が着ているものは…?
わが家の6才と3才の兄弟が通う幼稚園には屋上にプールがあり、夏になると毎年天気の良い日はプールに入れてくれます。
たまに園長先生がプールの様子を写真に撮って、保護者へのお便りなどで紹介してくれます。そこで驚いたのが、ほぼクラス全員が男の子も女の子もしっかりラッシュガードで完全防備なこと。
ラッシュガードとは、水着の上から着るウェアのこと。以前はサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ人が着ていましたが、現在は日焼け対策として活用されることが多くなりました。私も、家族で海水浴に行く時には着用していますが、まさか幼稚園児もラッシュガードが当たり前とは知りませんでした。
わが家の長男は肌が白く、日焼けすると真っ赤になってしまうためラッシュガードを着せていたのですが、幼稚園の女の子はもちろん、男の子も上半身裸の子なんていませんでした。
それにしても、お便りの写真を見るとスポーツタイプのかっこいいものから女の子向けの可愛いデザインのものまで、いろいろな子ども用ラッシュガードがあるんだと感心しました。
子ども用品のお店の水着コーナーにも、子ども用のラッシュガードが当たり前に販売されています。昔と比べて環境も変わったことで、子どもの紫外線対策も当たり前になったんだ、と感じました。
私の子ども時代との違い
一方で、私が子どもの頃は住んでいたところが田舎だったこともあってか、私が通っていた保育園では、男の子も女の子も上半身裸で、園庭で水遊びをしていた記憶があります。
2、3才くらいの時の記憶で、ビニールプールを園庭に出して、先生がホースの水をかけてくれて遊んでいたのですが、楽しい中でも子どもながらにちょっと恥ずかしくて嫌だ、と思っていました。
さらに小学生になっても、紫外線対策をしている大人もまだまだ少なく、子どもたちは夏になると海やプールに行って、夏休み明けにはみんな真っ黒になっている、という時代でした。
今は周りを見ても、子どもたちでも帽子をかぶって日焼け止めを塗ります。さらに、熱中症の危険性があるので夏休みの日中は外で遊べる日自体が少なくなります。
自分の子どもの時と比べると、プール事情も含めていろいろ勝手が変わってきていますが、子どもを持つ親として、最善の対策をしてあげたいな、と感じています。
(ファンファン福岡一般ライター)
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