深夜のカラオケ店で、非常識親子を目撃!イタズラの数々に唖然

 数年前にカラオケへ行った時の話です。最近は、キッズルーム完備で、オモチャやDVDの貸し出しもあり、子連れの利用客も多いそう。 「今度、子供とカラオケに行こうかな。喜びそう〜」なんて思っていました。あの非常識な子連れカラオケを目撃するまでは…。

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 その日は週末にママ友と飲んで、二次会に繰り出しました。 「西城秀樹が亡くなったから、追悼としてYOUNG MANを歌いたい!」 ほろ酔いのママ友に引きずられるように、カラオケ店に入店しました。時間は、そう21時頃だったでしょうか。30代半ばの筆者は、学生時代に週1ペースでカラオケに通い詰めていた反動か、社会人になってからは、めっきりご無沙汰で、数年ぶりのカラオケでした。  受付には、「ママ会大歓迎!持ち込みOK!子連れプランあり!」というポスターが貼ってあります。たしかに、フードやドリンクを持ち込めば、飲食店でランチするよりも割安になるはずです。カラオケルームなら防音もバッチリで、おしゃべりが盛り上がっても、周囲に迷惑をかけることもありません。しかも、オモチャやアニメのDVDを貸し出してくれるなんて、子連れ外食で肩身の狭い思いをしているママにとっては、嬉しい限り!  わが家の5歳になる娘は、毎日のように「ドドドドドドドドドドラえもん〜♪」と、鼻歌を歌っているくらいなので、きっと大喜びで、マイクを離さないことでしょう。 「今度、子供と一緒に来たいので、キッズルームを見せてもらえますか?」  店員さんにお願いして、キッズルームを覗くと、明るい壁紙の部屋に、すべり台やぬいぐるみ、小さなボールプールまでありました。  「子連れカラオケ、なかなか良さそう!」と思った時、隣のキッズルームから、子供の笑い声とアニメソングが漏れ聞こえてきたのです。少し驚きましたが、「小学生なら、21時でも遊んでいる時間か。夜でも、子連れカラオケを楽しんでいるのだな」と思い直し、自分達の部屋へと移動しました。  お酒を飲むと、トイレが近くなるのは、きっと誰もが経験していることでしょう。少し歌ったら、尿意をもよおし、急いでトイレに行こうと廊下にでました。すると、後ろからドンッと何かがぶつかってきたのです。こちらは、経産婦。自慢じゃありませんが、少しの衝撃でも、決壊する膀胱の持ち主なのです。

 下っ腹に力を入れて、ギリギリ持ちこたえましたが、ぶつかってきた犯人は誰だと、周りを見回しました。すると、おそらく3歳くらいの幼い男の子達が、ぶつかった衝撃で尻もちをついていました。2人は、ピョンっと立ち上がると、まるで何も無かったように、キャアキャアと追いかけっこを再開しました。子供が犯人では、怒るわけにもいきません。こちらも平静を装って、トイレへ向かいました。  それから1時間後、ドリンクバーのコーナーで、ギョッとする光景を目撃したのです。

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 先ほどの子供達が、まだ追いかけっこをしています。悪いことに、2人の手には、コップが握られ、濁ってドロドロの液体がたぷんたぷんに入っていました。唖然として様子を見ていると、子供達は、ドリンクバーのジュースやコーヒー、ソフトクリーム等を、次々とコップに入れて、ぐちゃぐちゃと混ぜているのです。夜間で店員さんが少ないせいか、誰にも注意されなかったのでしょう。濁った液体入りのコップは、床の上に6本もありました。  見るに見かねて、「もったいないことしちゃ駄目だよ」と声をかけると、子供達は、ドロドロのコップを残したまま、先ほどのキッズルームへ駆け込んでしまいました。放置されたコップにつまずいて、倒しては大変です。ドリンクバーの返却口に、コップを運び、指がベッタベタになったのが22時頃。筆者が住んでいるエリアでは、18歳未満は、22時以降に、ゲームセンターやカラオケ、居酒屋などに入場できないと決まっています。  さすがに、子連れカラオケなら、帰る時間だろう、思っていましたが…23時すぎ、気持ちよく歌っていると、突然バタンと扉が開きました。そして、さきほどの子供達が顔を覗かせると…「あ!部屋を間違えちゃった!」と乱暴に扉を閉めていったのです。  結局、あの子供達は、何時までいたのでしょう。そして親は、子供の悪戯や迷惑行為を注意することなく、放置していたのでしょう。非常識親子に唖然としつつ、子連れでカラオケをするとしても、夜遅くではなく、昼間に短時間だけ連れてこようと、心に誓うのでした。 (ファンファン福岡一般ライター)

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