そこ気になる?! クリスマスプレゼントを渡す順番に難癖つけた姑

 気づけば、もう年末まであと少し。「子供に渡すクリスマスプレゼント何にしよう」と頭を悩ませている親御さんも多いことでしょう。おや、姑の愚痴をこぼしている女性がいますよ。去年のクリスマスに、なにやらいざこざがあった様子です。

目次

もうすぐクリスマス

出典:iStock.com/lisegagne

 「ねぇ、おじいちゃんおばあちゃんからのクリスマスプレゼントは、どうやって渡している?」  友人が尋ねてきました。彼女は、30代のワーキングマザーで、同世代の旦那さんと、小学生になる息子さんがいます。彼女の実親も、義親も健在で、現在は、義実家の近くに別居で暮らしているのですが… この姑が、ちょっと厄介なんです。

 なんでも嫁がやることは、気に入らず、些細なことが気になる姑。なぜか嫁の実家ばかり得していて、旦那の実家はないがしろ。孫は、嫁の実家ばかりに懐いていると、思い込んでいるのです。

 今どき、別居とはいえ、嫁が義実家のそばに住んでくれるなんて、ちょっとは嫁を大切にしてくれても… と思うのですが、嫁は婚家に尽くすべき! と本気で考えているようです。

 例えば、帰省についても一悶着ありました。普段は、義実家のそばで暮らしているので、お盆と正月くらいは、実家でゆっくり過ごしたいと思い、旦那経由で
 「今度の正月は、○○(嫁の故郷)に行くね」と伝えてもらいました。すると、すぐに姑から電話がかかってきて、こんな愚痴を聞かされるのです。

出典:iStock.com/imtmphoto

 「いいわよねぇ。嫁ちゃんのご両親は。ずっと泊まっているから、孫ちゃんも懐いてくれるでしょう。うちなんて、いつも日帰りだからねぇ… きっと孫ちゃんも、うちよりも、嫁ちゃんのご両親の方が、大好きなんでしょう」 いつもは、こんな愚痴を
 「はー、すみません、そんなことありませんよ」と受け流していましたが、昨年のクリスマスに姑から難癖をつけられたことは、聞き捨てならないものでした。

 昨年、息子さんには、3つのプレゼントが準備されていました。1つ目は、サンタさんからのプレゼントという名目で、友人夫婦が準備した新しい自転車。2つ目は、実家の祖父母が贈ってくれた、手作りケーキのキット。そして3つ目が、義親が準備したブロックでした。一度に3つのプレゼントを渡してしまうと、子供が誰から貰ったものか分からず、感謝しないかも… と懸念して、時期をずらして渡すことにしました。

プレゼントの反応は?

 クリスマスイブの前日、ちょうど旦那の仕事がお休みだったので、まずは、サンタさんからの自転車のプレゼントが、最初に届いた設定にしました。大喜びの息子さんは、パパと一緒に自転車の練習に励んだそう。  

 そしてクリスマスイブの日、家族でクリスマスケーキを食べようと、実家から貰ったキットでクリスマスケーキを作ることに。簡単に本格的なケーキを作ることができ、家族みんなで大満足しました。  

 そして、最後クリスマスの日。おおとりとして、義実家からプレゼントのブロックを渡したのです。ところが、ラッピングを開けてびっくり。そこにあったのは、すでに持っているブロックだったのです。それでも、息子は
 「またこれ、作りたかったんだー!」と喜んでいます。さっそくお礼の電話をさせたら、息子はこんな失言をしたのです。
 「ブロックありがとう! でもこれ持ってるんだ! それよりサンタさんに自転車もらったんだよー」

出典:iStock.com/imtmphoto

 すぐに
 「お電話、ママに変わってくれる?」と、電話口から姑の声が漏れ聞こえました。恐る恐る電話に出ると、姑のキンキン声が、響き渡りました。
 「どうして、うちのプレゼントを渡す順番が、最後なの? いつもそう! うちは、ないがしろにされて、後回しなのよ!」

 せっかくのクリスマスだというのに、こんな風に怒鳴られることでしょうか。義親からのプレゼントがおおとりで、プレゼントを渡す順番を、配慮したのだと伝えても、聞く耳持たず。姑は、怒鳴り散らし、電話をガチャ切りしました。

 さぁ、今年のクリスマスも、そろそろ近づいています。どんな順番でプレゼントを渡せば、姑の気が済むのか、頭を悩ませるところ。
 「いっそ12月に入ったら、旦那と息子だけを義実家に派遣して、『最初にプレゼントを渡せる権利』をプレゼントしてやろうかしら」友人は、うんざりしたように話すのでした。

(ファンファンファン福岡一般ライター)

あわせて読みたい
「ママのこといじめるよね」―嫌味な姑を笑顔にした贈り物とは? 私は姑(しゅうとめ)とは初めからあまり気が合いませんでした。同居でないだけまだよかったものの、会うたびに傷つくことを言われたり、母の日や誕生日にプレゼントを贈っても文句を言われたり。けれど、そんな姑の態度には、私自身にも原因があったのです。
あわせて読みたい
楽しいはずのクリスマスが微妙な雰囲気になったワケ【ドン引きママ友】  数年前、親しいママ友数人と子どもたちでクリスマス会をしたのですが、そのうちの1人に心底うんざり。あの手この手を使って、とにかく自分の子どもが1番すごいのだとアピールしてきたのです。今回は、楽しいはずのクリスマス会がママ友のわが子自慢大会に変貌したという残念なエピソードを紹介します。
あわせて読みたい
まさかのクリぼっち!? クリスマスに旦那と孫だけ招集した姑  記憶に新しい昨年のクリスマス。貴方はどう過ごしましたか?  家族や仲間と賑やかなホームパーティー? それとも、恋人と素敵な一夜?  結婚して、家族ができて「クリスマスが近づくと、誰と過ごすかソワソワしていたけれど、もうそんな心配いらないんだね」と話していた友人が味わった、まさかの一人ぼっちのクリスマス。彼女に何があったのでしょう。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次