4歳と3歳の年子の男の子を育てている、ママ管理栄養士ライターの辻尾麻里奈です。今回は「やせうま」のレシピをご紹介します。やせうま、って名前だけ聞くとダイエットに関係ありそうですが、九州の郷土料理の名前なんです。
「やせうま」とは?
「やせうま」とは、主に九州の大分県で親しまれている郷土料理です。作り方は簡単で、小麦粉と水を混ぜて練り、平らにのばしてゆでたものに、きな粉や砂糖などをまぶして完成です。料理というより、おやつとして食べられています。 今回は、手も汚れず、洗い物も少なく済む、保存袋ビニール袋を使ってお手軽に作れるレシピをご紹介します。 「やせうま」という名前の由来はいくつかあるようですが、八瀬(やせ)という乳母がつくったおやつを、「やせ、うま」とねだった、する説などがあるようです。初めて聞いたら、スイーツが出てくるとは思えないネーミングですよね。
「やせうま」のレシピ
【材料】3~4人分
薄力粉……200g 水……100cc 塩……ひとつまみ きな粉……大さじ1~大さじ3 黒糖……大さじ1~大さじ3(グラニュー糖やお好みの砂糖でOK)
【作り方】
1.薄力粉200gを保存袋に計量し、水100ccを入れて、よくもみ、混ぜる。
2.全体がなじんだら、めん棒などを使い袋に均一に伸ばし常温で1時間程度生地を休ませる。 (めん棒がない場合、ラップの芯でも代用可能です。)
3.保存袋の両端を切り落とす。
4.スケッパーや包丁で太さ1cm程度に切り込みを入れる。
5.熱湯を用意し、細長い生地を一本ずつ入れ、5分茹でる。
6.ざるにあげ、さっと流水で流したら、盛り付ける。お好みの量、きな粉と黒糖をかけたら完成です。
おいしいアレンジ方法
定番のきな粉・砂糖以外にも、「いちごジャム・いちご(粉砂糖)」、「黒糖・抹茶」のやせうまを作ってみました! あんこや、黒蜜も合いそうですね。ぜひ、お好みのやせうまアレンジを見つけてくださいね。
おわりに
今回は保存袋をうまく使って手も汚れず、洗い物も少なく済む「やせうま」の作り方を紹介しました! ストレス発散に袋をもむもよし、子どもと一緒に作るもよし、ステイホーム中に九州の郷土料理を楽しんでいただけたら幸いです。ぜひお試しくださいね。 (ファンファン福岡公式ライター/ママ管理栄養士ライター 辻尾麻里奈)
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