【勝手に帰る義父?!】義両親と動物園に行ってドン引きした話

 義両親一家は、新型コロナウイルス予防の意識が高いため、現在3歳になる娘が生まれてから数回しか会っていませんでした。会う場所は、いつも義実家で短時間。5歳になる息子もなかなか会えないことから、少し心の距離もある状態。そろそろ会ってもいいのでは? と思っていたところ、義実家から初めて動物園へお出かけのお誘いがありました。ところが義父の行動にドン引きすることになるのです…。

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会った瞬間に大号泣の娘

写真AC

 動物好きな息子と娘は大喜び。会うのは久しぶりで、外で会うのは初めてですが、主人とも
 「なんとかなるだろう」と気軽に構えて当日を迎えました。

 少し早く着いた私たちは、動物を見ながらのんびり待つことに。大好きな動物を前に子どもたちもご機嫌です。
 「Aくん、Hちゃんおはよう~♪」義両親に声をかけられ、顔を見た瞬間、娘の顔が強張り大号泣。息子も私の後ろに隠れました。
 「恥ずかしいのかな? ばあばだよ」と私がフォローを入れても、好きな動物で釣っても、お菓子を渡しても泣き止むことはなく、顔を義両親からそむけて人見知りモードな上に、ご機嫌ななめ。抱っこで園内を進むことになりました。

なぜか別々のお昼ご飯

 自分で歩けるくらい娘の機嫌が戻る頃にはお昼の時間になり、レストランへ。混んでいたこともありますが、なぜかさっと2人席を確保する義両親。会話もできないほど遠い別の席でご飯を食べることとなりました。

 「一緒に来ている意味、あるのかな?」と疑問に思いつつ昼食。子どもたちも義両親を特に気にすることなくお昼のカレーを食べています。「満腹になれば機嫌もさらによくなるだろうし、仲良くなってもらおう」と考え、気持ちを切り替えました。

お義父さん別行動

 「ばあばとパンダ見よう!」昼食後は、お義母さんが声をかけてくれ、子どもたちも
 「一緒に見る!」と人見知りから復活。

 「かわいいね」
 「笹の葉っぱ食べてるね」と義母と会話を楽しみながら園内を回ることができ、ほっとしていました。

 しかしお義父さんは常に100m程先を歩いていて、完全に一人行動。その距離はどんどん離れ、ついにはぐれてしまいました。
 「じいじ、いないね~」と子どもたち。楽しかった雰囲気に暗雲が立ち込めます。

退園の理由は?!

 お義母さんが連絡をすると、なんと退園していました。「なんで?!」義父が勝手に退園をした理由が分からず、頭の中がはてなでいっぱいです。

 「再入場できないかな?」と主人もあきれ気味に提案します。
 「できないみたい。○分のバスに乗ろうと思って…」と電話口からお義父さん。「え? 帰るの? まだ子どもたちと話してないよ?!」

 子連れの外出は、何かと子どもの都合で予定通りにいかないことがあると思い、迷惑にならないよう配慮していましたが、まさか義両親に振り回されるとは思わずドン引きでした。

 お義父さんを1人にすることもできず
 「出入口まで戻ろう」としか言えませんでした。嫌がる子どもを説得して戻ります。
 出入口に義父の姿を見つけると、悪びれたそぶりもなく
 「おーい!」と手を振っていました。「自由だな~」と少しイラっとしましたが、その場は笑うしかありませんでした。結局、なぜ義父が先に退園したのか、理由は今も謎のままです。

お土産で一件落着

Adobe Stock

 義父の珍行動に煮え切らない気持ちの私でしたが、帰りがけに動物のぬいぐるみをプレゼントしてくれた義母。少し恥ずかしそうな表情の子どもたちも
 「ありがとう」と言うことができ、義母も
 「どういたしまして」と嬉しそうでした。ここでやっと子どもたちの今日一番の笑顔が見られて主人と安心しました。

 初めての義両親との外出。最終的には子どもたちの笑顔を義両親に見せることができましたが、次回からは計画をしっかり練って臨みたいと思いました。

(ファンファン福岡公式ライター / Mina)

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