わが家は3人兄弟で、合計7つの習い事をしていました。時には同じ日に2つの習い事が入る事も! 送迎や付き添いだけで疲労困憊な時の話です。
気づけば習い事の送迎が毎日!
子ども達が幼稚園から小学校低学年の時、それぞれ2つ以上の習い事をしていました。1番上の娘が、ピアノ、水泳、バレーボール。2番目の息子と3番目の娘が、水泳、空手を習っていました。 長男は体が弱く入院しやすかったので、祖父母のすすめで水泳を始めました。長女と次女は、それぞれの希望で習い事を始めました。とくに次女は姉、兄の姿をみているので、習い事をやりたい気持ちが強いようでした。 そうなると、1週間きっちり送迎が入ることになります。ピアノ教室だけは自宅近くあったので、徒歩で通っていましたが、他の習い事は送迎や付き添いが必要になるものもありました。
まさに怒涛の日々
具体的な1週間のスケジュールは、月曜日はバレーボール、火曜日は空手、水曜日もバレーボール、木曜日は水泳、金曜日は空手、土曜日はバレーボールと水泳、時々日曜日の朝に水泳のテストが入ることがありました。空手と水泳については、送迎だけではなく付き添いもしていました。 平日の習い事は、18時や19時に始まります。そうなると夕飯を17時には食べさせなくてはいけないので、準備は16時くらいから始めることになります。 子どもが小学校を卒業するまでは育児に専念していて、パートをする余裕は私にはありませんでした。 一番大変だったのは冬です。スポーツ少年団の空手に通っていたのですが、冬になると1週間ほど毎日稽古を行う時期がありました。そうすると、水泳がある日と重なることになります! ただ運が良いことに、時間がずれていました。 学校や幼稚園が終わったらすぐに水泳の習い事へ行き、終わったら車の中でおにぎりを食べさせて、空手着に着替えてさせて空手の稽古場へ送っていく…という毎日でした。
また、地味に大変だったのは、日曜の早朝にある水泳のテストです。朝8時からテストが始まるので、着替えやアップを考えると早めに送っていかなければいけません。 さすがに毎日の送迎に疲れ、長男が水泳を習い始めた時に、祖父母に送迎をお願いしたことがありました。ところが、いざ教室に着いたら大泣きし、習い事をせずに帰ってきてしまったのです。パパやママが送迎をする時は、大人しく水泳教室へ向かっていたので、息子なりに思うところがあったのかもしれません。 娘達は習い事をとても楽しみにしている様子だったので、特に嫌がる様子もなく淡々と通っていました。今振り返れば、本当に家族一丸となって習い事に全力投球していた時期だなと思います。
休むことも大切
でもこんな生活を続けていると、毎朝子どもたちを学校へ送り出すと眠気が襲ってくるようになります。疲れがたまっている証拠です。いくらパートをしないで育児に専念していると言っても日曜日に水泳のテストやバレーボールや空手の試合が入ることもあり、丸一日休める日は無い状態でした。 疲れがたまった時は、午前寝、お昼寝をするようになりました。平日は、1~2時間ほど布団に入って寝ていました。うっかり寝過ごしてしまい、14時半頃に小学校から帰ってきた子どもの声で起きたこともあります。 でも少し寝るだけでも、スッキリして夕方の家事や送迎に向かうことができました。子ども達の習い事を笑顔で支えるためには、まずは母親が休むことも大切だ、と体感した出来事でした。 (ファンファン福岡公式ライター/らみ)
ピアノを習いはじめた4歳の息子。練習熱心すぎて付き合いきれない!