好きじゃない人と付き合ったとき、相手に対して罪悪感や虚しさを感じたことはありませんか?
一緒にいても楽しくない、恋愛しているときのときめきやワクワク感もないと、このまま付き合っていてもよいのか不安な人もいるでしょう。
そこで今回は、好きじゃない人と付き合う理由やメリット・デメリット、罪悪感があるときの対処法について紹介します。
好きじゃない人と付き合う理由|今のあなたの心理状態に近いのはどれ?
好きじゃない人と付き合う理由は人それぞれです。たまたまタイミングが合ったからかもしれませんし、アプローチに負けて仕方なく付き合ってしまうこともあるかもしれません。まずは、付き合うきっかけになり得る理由について紹介します。
①告白されて何となく付き合った
今は恋人がいないからといって、その場のノリや勢いで何となく付き合ってしまう人も。少しくらい性格が悪くても、外見がタイプだからと付き合い始める人もいるようです。
とはいえ、外見だけで付き合うと後悔することにもなりかねません。外見だけでなく性格や価値観なども理解してから付き合うほうが、うまくいく可能性は高いでしょう。
②これから好きになる可能性に期待している
付き合ってみないとわからないことはたくさんあります。「相手と合わなければ別れよう」と割り切れる人の場合、好きじゃない人と気軽に恋愛をスタートさせてしまいがちです。
とはいえ、彼が磨けば光る原石の場合もあるかもしれません。そのため、付き合うときの判断基準を決めておくとよいでしょう。
たとえば、「礼儀正しい」「気遣いができる」など、自分のなかで彼に求める条件を明確にしておくことをおすすめします。
③恋人がいなくて寂しい
まわりの友達が恋人の話をしていても、恋愛していない自分は話題に入っていけない。そんな体験をすると、急に寂しくなってしまうことも。
また、クリスマスにひとりきりで過ごすのがつらいと感じてしまうこともあるでしょう。このように、恋愛をしたいというよりも、寂しさを埋めるために好きじゃない人と付き合う人もいるようです。
④一緒にいて楽だった
友達のように一緒にいて気を使わない、特に断る理由もないから付き合ってみたという人もいます。ただし、恋愛のようにドキドキしたり、ときめいたりすることは期待できないかもしれません。
友達関係が長い彼だとしても、異性としてみられるか付き合う前に考えておきましょう。
⑤相手の推しに負けた
思いやりのある人ほど、相手の気持ちを考え過ぎてしまうもの。本当は好きじゃない相手でも、断ったら相手を傷つけてしまうかもしれないと思い、自分よりも相手の気持ちを優先してしまいがちです。
猛烈にアプローチされて断り切れず、後悔してしまう人もいるかもしれません。告白を断りづらい雰囲気だったとしても、まずは自分の気持ちを大切にしてあげてくださいね。
⑥マイナスからプラスへの振り幅が大きそう
初めて会ったときの印象が悪い人の場合、付き合ううちによいイメージに変わることがあります。冷たい印象だったけれど、付き合ってみたら意外と思いやりがあって優しい一面があったなど、新たな発見があるかもしれません。
好きじゃない人と付き合うメリット5選
好きじゃない人と付き合うメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?自分から好きになった相手ではないからこそ得られる幸せもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
①カップルならではのイベントが楽しめる
花火大会やクリスマスなど、恋人同士が楽しむ行事に堂々と参加できるのもメリットのひとつです。「幸せそうなカップルを見るのがつらい」「この時期になると憂うつ」と思っている人は、付き合うことで得られる彼との時間を幸せに感じるかもしれません。
②愛されている安心感がある
自分から好きになると、相手の些細な行動まで気になることも。一方、相手が好きになってくれたなら、大切にしてもらえる確率が高くなります。あなたに気に入ってもらいたくて尽くしてくれるはず。愛されている安心感があれば、寂しさを感じることも少なくなるでしょう。
③ありのままの自分でいられる
自分のことを好きになってもらえるので、無理して相手に合わせることはありません。自然体で付き合えるので、心にゆとりをもちながら過ごせるのがメリットです。
また、相手に求めることが少ないので、「好きな人からのLINEが来なくてつらい」「記念日を覚えていてくれるかな」と不安になったり、心配したりすることも減るでしょう。相手に振り回されずに恋愛できるのは、好きじゃない人と付き合う特権といえます。
④恋愛経験が増える
好きなタイプではない人と付き合うと、恋愛経験の幅が広がります。男性を見る目も養われるので、好きになってはいけない人を見分けられるようになるでしょう。また、成功体験が増えるので、恋愛に積極的になれるかもしれません。経験を積むことであなたの魅力も高まるでしょう。
⑤相手を冷静に・客観的にみられる
相手から好意をもたれて恋愛関係が始まった場合、心にゆとりをもちながらフラットに関係性を育めるでしょう。「相手のことが嫌いじゃないし、とりあえず付き合ってみよう」と軽い気持ちで恋人になる人も多いので、付き合いながら冷静に相手を見極められます。
大好きな人と付き合うと、嫌な部分が見えたときに冷めてしまうこともあるかもしれませんが、それほど好きではない相手であれば長所のほうが目につきやすくなるかも。
好きじゃない人と付き合うデメリット4選
実は、好きじゃない人と付き合って後悔するケースも少なくありません。付き合っているのがしんどいと感じる理由について紹介します。
①好きじゃない人と付き合う罪悪感があってしんどい
好きじゃない人と付き合うとき、相手とあなたには恋愛に対して温度差があります。相手はあなたに好意があるので、スキンシップや言葉で愛情表現をしようとするでしょう。
しかし、相手を受け止めきれなかったり、自分に嘘をついて無理をしていたりすると、次第に付き合うことに罪悪感を抱きやすくなるものです。
好きじゃない人と付き合っている自分を責めて、自己肯定感が下がりやすくなることもあるので気を付けましょう。
②相手との時間がムダに思えてしまう
好きじゃない人と付き合っていると、彼と会う時間やデート代がムダに思えてしまうかもしれません。
好きじゃない人といても、心が満たされずに虚しさを感じることも。とはいえ、恋人同士なので新しい出会いを探しにいくのも何となく気が引けてしまう。
ずるずると関係を続けていると、本当に好きな人と出会うチャンスを逃してしまうかもしれません。
③相手を傷つけてしまうのがつらい
付き合いが長くなり、関係性が深まっていくことに不安を感じる人もいるようです。一緒にいる時間が長くなるほど、相手への情がわいて別れを切り出しにくくなりますし、自分から別れを切り出すのが怖くなってしまうこともあるでしょう。
④周囲に理解してもらえない
まわりの友達に好きじゃない人と付き合っていると打ち明けたとき、理解してもらえず心配されたり、反対されたりすることがあります。
もちろん、あなたの恋愛を応援してくれる人もいますが、マイナスな言葉ほど心に残りやすいもの。もともと好きじゃない彼との関係をポジティブに捉えられなくなる可能性があります。
罪悪感があってもいい!自分らしく恋愛するコツ3選
好きじゃない人と付き合うのはしんどかったり、罪悪感を抱いたりすることもあるでしょう。しかし、自分の気持ちを置き去りにするのはおすすめできません。自分らしく恋愛をするためのコツを3つ紹介します。
①付き合う前に正直な気持ちを伝えておく
「まだ好きになれない」と、彼に対して正直に伝えておくことも優しさといえます。期待させたまま付き合うと、罪悪感を抱きやすくなるからです。
本音をしっかり伝えることで、あなたの気持ちも楽になるでしょう。また、付き合っていくうちに好きになるケースもあるので、素直な気持ちを伝えた上で交際することをおすすめします。
②自分も相手を好きになる努力をしてみる
好きじゃない相手だからこそ、よいところを探したり、楽しみを見つけたりする努力も必要です。好きになれそうなポイントを見つけるために、相手の趣味や考えていることなど、聞いてみるのもおすすめ。
特に、好きじゃないけれどまわりからの評判がよい人は、実はステキな人だったというケースもあります。
あなたのことを真剣に考えてくれたり、一緒にいて落ち着いたりする人は、今後ますます心地よい関係性が築けるかもしれません。
③お試しで付き合ってみてダメなら早めにお別れするのもアリ
努力をして好きになろうとしても、自分の気持ちがついていかないこともあるでしょう。付き合いが長くなると、ずるずると一緒にいることにもなりかねません。
無理なときは早めにお別れするのもひとつの方法です。別れ話をするのが難しいときは、少しずつ距離を置いて自然にフェードアウトするのもアリかもしれません。
好きじゃない人と付き合うのがしんどいときは、自分の気持ちに正直になろう!
好きじゃない人と付き合うと、さまざまな問題に直面することがあります。罪悪感を抱えたり、時間がムダに思えてしまったりすることもあるかもしれません。
今後、彼とどんな未来を描いていきたいのか、自分にとって何が大切なのか、しっかりと考えてから関係を続けるか判断しましょう。
(ファンファン福岡公式ライター / Yumi)