「彼氏に誕生日を忘れられた!」「大事な日を忘れるなんて、彼は冷めたのでは……」と落ち込んでいる女性もいるのではないでしょうか。
ところが実際には、「うっかり忘れただけで、彼女に冷めたわけではない」「誕生日を祝う習慣がなかった」と愛情とは関係ないと考える男性も多いようです。
そこで今回は、彼氏に誕生日を忘れられたときに自分の気持ちを伝える方法と、今後誕生日を忘れないための具体的なアイデアを紹介します。
「誕生日を忘れた相手になんと言えばいい?」「我慢をして、あえて言わないほうがいい?」とモヤモヤしている人は、ぜひ参考にしてくださいね!
彼氏に誕生日を忘れられたことはある?【アンケート】
今回は、彼氏に誕生日を忘れられた経験について、20歳~35歳の女性60名にアンケートを実施。
実際に誕生日を忘れられた経験の有無やそのときの本音、誕生日を忘れないためにやっている対策などが集まりました!
誕生日を忘れられた経験がある女性は2割以上
アンケートでは、2割以上の女性が「彼氏に誕生日を忘れられたことがある」と回答しています。
経験者の声を聞いてみると、男性側に理由があって誕生日を忘れていたケースも数多くみられました。
【アンケートでの回答】
- 彼氏には、自分自身や身近な人の誕生日を祝う習慣がなかったようです。(25歳)
- 「仕事で頭がいっぱいで忘れていた」と言っていました。(30歳)
「誕生日を忘れられたらショック」と感じる人は9割以上
「彼氏に誕生日を忘れられると、悲しい気持ちになりますか?」という質問では、9割以上の女性が「悲しくなる」と回答しています。
この結果から、多くの女性が誕生日を大切な日と考えていることがわかります。
誕生日を忘れないために対策している人も!
アンケートでは、「誕生日を忘れないために対策をしている」と答えた人は約3割にのぼりました。
事前に対策をすれば、「相手が覚えていると思っていたのに忘れられていた」「忙しい時期と重なって忘れてしまった」などのすれ違いを防げそうですね。
【アンケートでの回答】
- スマホのカレンダーアプリにお互いの誕生日を登録しています。(31歳)
- お互いの誕生日が近づいたら、「プレゼントは○○がいいな!」「なにかしたいことはある?」と話すようにしています。(23歳)
男性が誕生日を忘れる理由【冷めたわけではない場合も】
男性が彼女の誕生日を忘れてしまう原因には、「冷めた」「興味がない」というネガティブな理由以外にもさまざまな事情があるようです。
ここでは、男性が彼女の誕生日を忘れてしまうときによくある理由をみてみましょう。
仕事や勉強が忙しかったから
男性が彼女の誕生日やふたりの記念日を忘れる理由で多いのが、「仕事や勉強で忙しかったから」というものです。
脳科学の傾向では、男性は女性よりもひとつの物事に集中すると、ほかのタスクが抜けてしまうこともあるようです。
「彼の愛情が冷めたのでは」と不安なときは、「忙しいと余裕がなくなることもあるかも」「彼は集中しやすいタイプかもしれない」と考えてみると心が少し落ち着くかもしれません。
誕生日を祝う習慣がないから
男女問わず、もともと彼女や彼氏、友達、家族などの誕生日をお祝いする習慣がない人もいるようです。
自分自身に「誕生日は盛大にお祝いするもの」「大切な人の誕生日は覚えておくもの」という感覚があると、ふたりのあいだにすれ違いが生じることもあるでしょう。
誕生日を機にお互いの習慣や価値観を話してみると、ふたりが心地よく付き合える方法が見えてくるかもしれません。
誕生日を覚えるのが苦手だから
パートナーの誕生日を忘れやすい人のなかには、数字や予定を記憶するのが苦手という人もいます。
アンケートのコメントでも、「相手が誕生日を勘違いしていた」「何度も聞くのは悪いと思って聞けなかった」などのケースもみられました。
スケジュール帳やカップル向けのスマホアプリを活用しながら、大切な日を忘れないようにしておきたいですね。
彼氏に誕生日を忘れられたときの対応方法【別れるのはまだ早い!】
誕生日を忘れられたときに「相手にどうやって声をかけよう?」と悩んだり、「自分から言わなくていいかな」と遠慮したりする人もいるのではないでしょうか。
続いて、彼氏に誕生日を忘れられたときに自分の本音を伝え、ふたりが前向きになれるコミュニケーションのポイントを紹介します。
誕生日を覚えているのは当たり前ではない
「誕生日はカップルでお祝いするもの」「彼女の誕生日を覚えないなんて、愛がないのでは?」と考える人は、相手が誕生日を忘れていたことにショックを受けるでしょう。
しかし、相手は「誕生日は特別な日という感覚がない」という価値観や、「男性同士で誕生日を祝われたことがない」などの背景をもっている場合もあります。
自分と相手は別の人間と考えたうえで「私にとって誕生日は大事な日だけど、彼はそうではないかもしれない」と立ち止まってみると、フラットな気持ちで話し合えるでしょう。
【アンケートでの回答】
- 彼氏は誕生日をお祝いする習慣がなく、単純に忘れていたようです。(28歳)
- 今まで付き合った男性のなかには誕生日や記念日を重視していない人もいました。習慣や考えが違うだけだとわかると安心します。(31歳)
誕生日を忘れた理由を聞いてみる
彼氏に誕生日を忘れられてしまったら、怒りをぶつける前に相手に理由を聞いてみましょう。
ひとりでネガティブな想像が膨らんで不安なときは、本人に直接聞いたほうがラクになることも。
「私への気持ちが冷めたわけではないんだな」「誕生日を祝う習慣がない人もいるんだな」とわかると、今後のふたりのルールづくりや再発防止の対策にもつながります。
【アンケートでの回答】
- 仕事が忙しく、ほかのことに意識がいっていなかったようです。(26歳)
- 彼氏自身が家族の悩みを抱えていて、心に余裕がなかったそうです。(30歳)
自分の正直な気持ちを伝える
誕生日を忘れられたことがショックなら、自分の悲しい気持ちを素直に相手に伝えましょう。
相手の心に響く伝え方は、怒りをそのままぶつけるのではなく「誕生日を忘れられて、私は悲しかったよ」「私は○○くんにお祝いしてほしかったな」のように自分を主語にすることです。
あなたのことを大切に思っている男性なら、「大事な彼女を悲しませてしまった」「挽回のチャンスが欲しい」と深く反省してくれるでしょう。
【アンケートでの回答】
- 「今日は私の誕生日だよ」とストレートに伝えます。(25歳)
- 明るい口調で「今日は何の日でしょうか?」とクイズを出します。(28歳)
- 彼氏に「誕生日を忘れられるのは悲しいな」と伝えたら、慌てて謝ってくれました。(27歳)
「今からお祝いしてほしい」と伝える
誕生日を忘れられたら、気持ちを切り替えて「今からお祝いして!」と伝える方法もおすすめです。
彼氏に反省の気持ちがあれば、プレゼントや食事を奮発してくれるかもしれません。
相手に負担をかけすぎない範囲で、「○○が欲しいな」「○○に行きたいな」と提案してみましょう。
【アンケートでの回答】
- 「来年はちゃんと準備してね!」と言いながら、「祝ってくれる気持ちがあるのなら別の日にお祝いして?」と声をかけます。(29歳)
- 「悲しかったな」とアピールしたうえで、今からでも祝ってもらいます!(34歳)
誕生日を忘れない方法を一緒に考える
誕生日を忘れられてしまったら、今後の対策を一緒に考えてみましょう。二度と繰り返さないとわかれば、お互いに安心できます。
誕生日をきっかけに、お互いの誕生日以外にもお祝いしたい記念日やクリスマスなどのイベントを話し合ってみるのもよいですね。
【アンケートでの回答】
- 「来年忘れないように、今からスケジュールに入れといて!」と伝えます。(33歳)
- スマホのカレンダーに誕生日を登録して、リマインド設定をしておきます。(26歳)
誕生日を忘れないための具体的なアイデア【自然に伝えられる】
彼氏に誕生日を忘れられたら、もう二度とショックな経験を繰り返したくないもの。
ここでは、カップルがお互いの誕生日を忘れないためにできる具体的なアイデアを紹介します!
誕生日を語呂合わせで覚える
自分の誕生日を覚えてほしいときは、日付を語呂合わせにあてはめて伝えると記憶に残りやくなります。
例えば、5月13日なら「子犬(51)さん(3)の日」、11月26日なら「いい(11)風呂(26)の日」のような覚えやすい語呂ができるでしょう。
また、自分の誕生日に起きた有名な出来事や、同じ誕生日の有名人と一緒に伝える方法も強いインパクトを与えられます。
誕生日に楽しみな予定を立てる
自分から自然に誕生日をアピールするには、誕生日デートで行きたい場所ややりたいことを積極的に提案する方法がおすすめです。
「来月の誕生日は○○に行きたいな」「次の誕生日は○○が食べたいな」のように、希望のプランを伝えてみましょう。
自分から男性にヒントを与えることで、相手も「大好きな彼女を喜ばせたい」「美味しい○○のお店を調べてみよう!」と張り切ってくれるかもしれませんよ。
スケジュール共有アプリを活用する
カップルの誕生日や記念日を共有したいときは、スケジュールアプリに記録する方法も便利です。
誕生日が近づいたらスマホに通知が来るように設定すれば、忙しい相手や忘れやすい相手も確実に思い出せるはず。
カップル向けのアプリのなかには、思い出の写真を共有できる機能やお互いの価値観を質問し合える機能などが充実しているものもあるので、ぜひ活用してみてください。
彼氏に誕生日を忘れられたときに気をつけたい言動
誕生日を忘れられて精神的に落ち込んでいるときは、伝え方や対応によってはふたりのあいだに溝ができてしまうこともあります。
最後に、彼氏に誕生日を忘れられたときに注意したい言動を紹介します。
誕生日と言わずに不機嫌になる
「誕生日を覚えていないなんてひどい」「自分で言うなんて悔しい」という気持ちから、自分から誕生日と言い出しづらいこともあるかもしれません。
しかし、彼氏の過ちだとしても、理由がわからずに彼女に不機嫌になってしまうと、相手もつられてネガティブな雰囲気になりやすいもの。
「私の誕生日を覚えていないなんて悲しい」「今日は何の日かわかる?」などの自分が伝えやすい方法で理由を話すと、お互いのモヤモヤが解消され、前向きな改善につながります。
遠慮や我慢をして誕生日と言わない
誕生日を忘れられてショックであるにもかかわらず、相手への遠慮や強がりからあえて言わない女性もいるかもしれません。
しかし、ネガティブな気持ちを我慢していると、相手への不満や怒りがいつか爆発してしまうことも。
直接言いにくいときはLINEで伝えたり「今からお祝いしてほしいな」と提案したりすると、自分自身の心も落ち着き、今後も長続きする信頼関係が築けるでしょう。
相手を一方的に責める
誕生日を忘れたことは彼氏の過ちですが、だからといって相手を一方的に責めるとお互いに感情的になってしまいます。
相手も彼女に怒られたことに意識が向くと、ますます険悪な雰囲気になってしまうでしょう。
まずは自分の素直な気持ちを伝えたうえで、相手の理由を聞いてみましょう。
誕生日を忘れられたら、正直な気持ちを伝えて対策を考えよう!
彼氏に誕生日を忘れられたら、「大切な日を忘れるなんてショック」「私への愛情が冷めたのでは?」と悲しくなってしまうもの。
しかし実際には、相手は「誕生日を祝う習慣がなかった」「仕事に集中していた」と思わぬすれ違いが生じていることもあります。
誕生日を忘れられたことをきっかけにお互いの価値観や希望を話し合えば、今後ふたりが長続きする関係を築くヒントがみえてくるでしょう。
【データ出典】
恋愛に関するアンケート
調査日:2024年9月30日〜10月3日
有効回答数:60人
(インターネットによる20〜35歳の女性へのアンケート調査)
(ファンファン福岡公式ライター / Satoko)