福岡に来たら、美術館巡りをしてみませんか?アジアや漫画などテーマに特化したミュージアムや、地元ゆかりの作家の企画展が充実している施設などがあります。
今回は、福岡でおすすめの美術館を8つ紹介します。ぜひアートな旅を楽しんでくださいね。
福岡市美術館| 福岡市中央区
福岡市美術館は、大濠公園の近くにある美術館。近現代美術と江戸時代以前の古美術が共存しており、約16,000点のコレクションが収集されています。地元九州にゆかりのある作家の作品から、ミロやダリといった世界的に有名な芸術家の作品まであるのが特徴です。
野外には、有名な草間彌生の「南瓜」もあります。2階の広場にありますので、ぜひ見に行ってみてください。
施設名 | 福岡市美術館 |
住所 | 〒810-0051 福岡市中央区大濠公園1-6 |
開館時間 | 9:30〜17:30 (7~10月の金・土曜日は20:00まで開館) |
休館日 | 月曜日・12月28日~1月4日 (月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日) |
電話番号 | 092-714-6051(代表) |
入場料 | 一般:200円 高大生:150円 中学生以下:無料 |
アクセス | 大濠公園駅から徒歩約10分 |
福岡アジア美術館|福岡市博多区
福岡アジア美術館は、世界に唯一のアジア・近現代の美術館といわれています。福岡は、昔からアジア文化を受け入れる交流拠点としての役割がありました。地理的にもアジア文化の窓口のような立場にあり、その福岡ならではのアジア美術がたくさん収めれられています。
そのため、ほかの美術館とは違った独自の視点でアジアの文化を楽しめるでしょう。マニアックな作品も多くあり、アジアの美術作品が好きな方におすすめです。
施設名 | 福岡アジア美術館 |
住所 | 〒812-0027 福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7・8階 |
開館時間 | 【ギャラリー観覧時間】 9:30〜18:00(金曜・土曜は20:00まで) 【アートカフェ】 9:30〜19:30(金曜・土曜は20:00まで) 【ミュージアムカフェ(飲食販売)】 11:00〜18:00 【ミュージアムショップ】 9:30〜18:00 【図書閲覧室】 平日10:00〜16:30(休館日除く) |
休館日 | 毎週水曜日(水曜が休日の場合はその翌平日) 年末・年始(12月26日〜1月1日) |
電話番号 | 092-263-1100 |
入場料 | 無料 【アジアギャラリー拝観料】 一般:200円 高大生:150円 中学生以下:無料 |
アクセス | 中洲川端駅からすぐ |
福岡県立美術館|福岡市中央区
福岡県立美術館は、福岡市の天神にある美術館です。コレクションは約1万点。福岡県ゆかりの作家や美術を多く扱っているのが特徴です。館内では、ギャラリートークや読み聞かせなどのイベントも多くあります。
特に明治時代以降の日本の近代洋画、江戸時代に黒田藩に仕えた尾形家絵画資料、福岡の工芸作品が充実しています。博多織や久留米絣などの染織から、上野焼や小石原焼などの陶芸まで、福岡ゆかりの美術品を見たい方におすすめです。
施設名 | 福岡県立美術館 |
住所 | 〒810-0001 福岡市中央区天神5丁目2-1 |
営業時間 | 展覧会 10:00~18:00(入場は17:30まで) 美術図書室 9:00~12:00、13:00~17:30 |
休館日 | 毎週月曜日(祝休日の場合はその翌平日) 年末年始(12月28日~1月4日) |
電話番号 | 092-715-3551 |
入場料 | それぞれの展覧会に料金を設定しているため、HPを参照 |
アクセス | 西鉄福岡天神駅から徒歩約10分 |
北九州市立美術館|北九州市
北九州市立美術館は、北九州市にある市民に密着した美術館です。国内外の近現代美術をメインに絵画や彫刻が約8,000点収められています。有名な作家としては、エドガー・ドガやクロード・モネ、葛飾北斎などの作品があります。
北九州市立美術館は広々とした開放的な場所に立っており、建物そのものもユニークな形です。美術館からの眺めもよいので、景色も目に焼き付けつつ美術館賞を楽しめます。
施設名 | 北九州市立美術館 |
住所 | 〒804-0024 北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21番1号 |
営業時間 | 9:30〜17:30 |
休館日 | 月曜日・年末年始(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日が休館日) |
電話番号 | 093-882-7777 |
入場料 | 一般:300円 高大生:200円 小・中学生:100円 |
アクセス | バス「北九州市立美術館」駅からすぐ |
北九州市漫画ミュージアム|北九州市
北九州市漫画ミュージアムは、その名の通り漫画に特化した珍しいミュージアムです。地元ゆかりの漫画家の作品展や漫画に関する研究資料などが充実しています。「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」で有名な北九州出身の漫画家・松本零士の紹介コーナーが常設されており、人気漫画の企画展示も頻繁に行われています。
閲覧ゾーンには、約7万冊の漫画単行本。漫画好きな人は、夢中になってしまうかもしれません。漫画体験のイベントもやっており、読む・体験する・知るなど漫画に関するあらゆることをできるミュージアムです。
施設名 | 北九州市漫画ミュージアム |
住所 | 〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2丁目14-5 あるあるCity5階・6階 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
休館日 | 火曜日(休日の場合はその翌日)、年末年始 |
電話番号 | 093-512-5077 |
入場料 | 一般:480円 中高生:240円 小学生:120円 小学生以下:無料 |
アクセス | 小倉駅より徒歩約2分 |
出光美術館(門司)|北九州市
出光美術館(門司)は、観光地としても人気の門司港レトロ地区の一角にある美術館です。出光興産の創業者である出光佐三が創設しました。建物は大正期の倉庫を改装・増築したもので、クラシカルな門司港の景色に映えます。
展示は日本の書画、中国・日本の陶磁器がメイン。企画展も頻繁に行われているため、門司港レトロの観光ルートに組み込んでみてはいかがでしょうか。
施設名 | 出光美術館(門司) |
住所 | 〒801-0853 福岡県北九州市門司区東港町 2-3 |
営業時間 | 10:00〜17:00 |
休館日 | 毎週月曜日(ただし月曜日が祝日および振替休日の場合は開館) 年末年始および展示替期間 |
電話番号 | 093-332-0251 |
入場料 | 一般:700円 高大生:500円 中学生以下:無料 |
アクセス | 門司港駅より徒歩約8分 |
久留米市美術館|久留米市
久留米市美術館は久留米市にある、石橋文化センターと同じ敷地内にある美術館です。ブリヂストン創業者・石橋正二郎氏が創設しました。
久留米は、近代の有名な洋画家を多く輩出した街でもあります。美術品の展示だけでなく映画の鑑賞会をやっていることもあるので、のんびりアートに触れたい方におすすめのスポットです。
施設名 | 久留米市美術館 |
住所 | 〒839‒0862 福岡県久留米市野中町1015 |
営業時間 | 10:00〜17:00 |
休館日 | 月曜日(ただし祝日・振替休日の場合は、開館)、 年末年始、臨時休館(展示替え期間など) |
電話番号 | 0942-39-1131 |
入場料 | それぞれの展覧会に料金を設定しているため、ホームページを参照 |
アクセス | バス「文化センター前」駅からすぐ |
田川市美術館|田川市
田川市は、福岡県の中央にある市。田川市美術館は、こぢんまりとした地元の人に愛される美術館です。
田川市の郷土ゆかりの作家たちにまつわる企画展が充実しています。ワークショップなどイベントも多数。図書館も併設されているため、都会の喧騒を忘れてゆっくりしたい方におすすめです。
施設名 | 田川市美術館 |
住所 | 〒825-0016 福岡県田川市新町11-56 |
営業時間 | 9:30〜17:30 ※展覧会やイベントの内容により閉館時間が変更になる場合があります。 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合はその翌日) 年末年始 |
電話番号 | 0947-42-6161 |
入場料 | それぞれの展覧会に料金を設定しているため、HPを参照 |
アクセス | バス「石炭記念公園口」駅から徒歩約8分 |
福岡に来たら美術館でアートを堪能しよう
福岡は、実は美術館が充実しています。地理的にも歴史的にも、アジア諸国との交流の拠点の役割も担ってきたことから、アジアの文化を多数受け入れていることが伺えます。
福岡に来たら、ほかの地方ではなかなか目にかかれないユニークなアートを堪能してみませんか。
(ファンファン福岡公式ライター / Asumi)