20代で資格を取るならどれがおすすめ?受験経験のある20代男女54人に聞いてみた! 

20代は社会人になったばかり、就職や転職などライフステージでの変化が多い年代。自分自身の将来を見据えて資格取得を目指す人もいるでしょう。今回は資格取得に向けて試験を受験した265人にアンケートを実施。中でも20代の男女54人に焦点を絞って、どんな資格を取ったのか、その資格を取ってよかったことについて紹介します! 今後資格取得を目指している人はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

アンケート概要と回答者

情報:資格取得に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月6日~19日(14日間)
人数(男性・女性):20代〜60代の男女265人(男性82人、女性183人)
※うち20代の男女54人(男性17人、女性37人)

出典:イエゴト調査隊

1位 簿記(3・2級)(10人:18%)

種類
日商簿記検定(日本商工会議所)
全経簿記検定(社団法人全国経理教育協会)
全商簿記検定(財団法人全国商業高等学校協会)

年間試験回数
日商簿記検定2級まで:年3回
日商簿記検定1級:年2回
全経簿記検定:令和4年度4回実施予定
全商簿記検定:年平均2回

  • 「実際、資格を取得後、転職活動をしたが、簿記資格があるということで複数の会社から内定をいただけた」(20代女性)
  • 「簿記の講義において、資格取得者は単位認定を優遇されるという仕組みがあり、期末考査があまりよくなかったが単位を取得することができた」(20代男性)
  • 「仕事での信頼性があがった」(20代女性)
  • 「履歴書にかける」(20代女性)
  • 「給料がアップした。ついでに勉強を始めてから転職を考え始めたので、転職時に資格をアピールできている」(20代男性)

就活やキャリアアップだけでなく単位取得に役立ったという口コミも

簿記資格を取得することで、就活に用いる履歴書に書く内容が増えた、昇給したという口コミのほかにも、大学によっては単位取得で有利になったなどの口コミも。試験自体は取得する簿記資格によって日程や名称が異なるので、公式サイトできちんと確認しておきましょう。

2位 医療事務(6人:11%)

種類
医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)
医療事務管理士技能認定試験
診療報酬請求事務能力認定試験
医療事務認定実務者(R)

年間試験回数
(1)医療事務技能審査試験:年12回
(2)医療事務 管理士技能認定試験:年6回
(3)診療報酬請求事務能力認定試験:年2回
(4)医療事務認定実務者(R):年12回

  • 「転職において資格は応募先に採用されるための判断材料になるので、取得後は役立つ武器になった。未経験でも採用ありと記載されていても、やはり資格を持っているのとないのとでは面接官に与える印象は大きく変わると感じた。無事、第一志望の転職先に就くことができた」(20代男性)
  • 「転職活動にて、医療系の企業への履歴書が通りやすくなった」(20代女性)
  • 「資格が多いと、こんな資格も持ってるんだと褒められることが多かった」(20代女性)
  • 「医療業界に就職する際に履歴書に書くことができて、面接時に評価されました。勤務中も知識がいかせました」(20代女性)

主に転職に用いる人が多い印象

20代で医療事務の取得を試みた人にそのきっかけを聞いてみると、転職に用いたという人が多かったです。20代のほかの資格取得者にも共通していますが、自分自身の付加価値を高めたいと考えている人が多いです。医療業界は今後の浮き沈みも考えづらい業界。安定した業界への転職を希望する人にとって医療事務は魅力的な資格と言えるでしょう。

3位 ファイナンシャルプランナー(FP)(4人:7%)

種類
ファイナンシャル・プランニング技能検定(1級、2級、3級)
AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格
CFP®(サーティファイド ファイナンシャル プランナー®)資格

年間試験回数
(1)ファイナンシャル・プランニング技能検定(1級):年1回
(2)ファイナンシャル・プランニング技能検定(2級、3級):年2回
(3)CFP®︎(サーティファイド ファイナンシャル プランナー®︎)資格:年2回
(4)AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格はFP技能検定2級合格と研修で取得可能

  • 「お客様からの信頼も大きくなり、キャリアアップへつながった」(20代男性)
  • 「資格を勉強するうちに税金や社会保障に関する知識がつき、これからの生活に役立てることができそうだと思った」(20代女性)
  • 「源泉徴収票の読み方がわかったので、会社員でも意識することで節税などできて得した」(20代男性)
  • 「オンラインで授業を受けるため、自分が見たい時に見ることができたので、仕事が忙しくなっても勉強することができた」(20代男性)

家計や資産運用のスペシャリスト

ファイナンシャルプランナーは個人の資産形成だけでなく、金融機関では顧客からの信頼を獲得しやすい資格。キャリアアップだけでなく、今後の自分自身の将来設計のために取得する人が多いです。家計や税制、保険など幅広い守備範囲のため、ライフプランの選択肢も増える資格と言えるでしょう。

まとめ

今回は資格取得に焦点を当てて20代の男女54人の取得資格と資格取得メリットについての口コミを紹介しました。20代は社会に出たばかり、自分自身の市場価値を突きつけられ、付加価値をつけようとしている人が多い印象です。今後、資格の取得を考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

料理、掃除、買い物、子育てなどなど、家の中には様々な「イエゴト(=家事)」があります。そんな様々な「イエゴト」を、【ファンファン福岡イエゴト調査隊】メンバーが調査していきます!

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