わが家は2学年差兄弟です。長男が年長、次男が年少のとき、次男と同じクラスのママ友が、もうすぐ卒園する長男の保育園用品を狙って私に近付いて来ました。もちろん下の子にまだお下がりで使うのであげられません。しかし、諦めないママ友が私に言った言葉に愕然… 何とかして保育園用品をもらおうとするママ友にドン引きの嵐です。
保育園用品を譲って欲しい
ある日、いつものように保育園に息子たちを迎えに行くと、次男と同じクラスのママ友から声をかけられました。会えば挨拶をする程度のママ友関係で、お話しをするのは初めてでした。
「こんにちは〜 お兄ちゃんもうすぐ卒園ですね」という会話から、他愛もない話しをしてその日は終わりました。その後、そのママ友は会えば話しかけてくるようになりました。私もまさか、保育園用品が目的で近付いて来ていたとは思いもしませんでした。
卒園が間近になったある日、その時は突然訪れました。
「お兄ちゃんの保育園用品譲ってくれないかな?」とママ友は少し申し訳なさそうな表情で私に頼んできました。
私は正直かなり驚きました。なぜなら、ママ友の子どもは次男と同じクラスで3人兄弟の長男… わが家も弟がいるので園服はお下がりします。なぜ私にお下がりが欲しいと頼んできたのか分かりませんでした。
私は
「ごめんね。次男にお下がりするからあげられないの」と正直に伝えました。するとママ友は…
「え? お下がりするの? 園服は使わないよね? 〇〇君小さいし」と一言。この時のママ友の顔は、さっきの申し訳なさそうな顔とは打って変わって、私が了承するのが前提のような、誇らしげな表情でした。
断っても諦めない! ママ友の一言に驚愕
ママ友が私に
「お下がりするの?」と聞いてきたことも訳が分からず、驚きと謎が深まりました…。が、後に続いた
「園服は使わないよね? 〇〇君小さいし」という言葉は、一瞬何を言ってるか分からず、固まってしまいました。
どうやら、わが家の次男が小柄なため、「お兄ちゃんの園服は使わないでしょ」という意味のようでした。
確かに、わが家の次男は小柄で身長も低めです。しかし、次は年中に上がるので、保育園生活はあと2年あります。その間に次男は成長しますし、長男が着ていた園服をお下がりする日が来ると思っていました。
ママ友の子どもは身長が高く大きめで、すでに今の園服が小さくなってきたから譲って欲しいとの事でした。
さらなる行動にドン引きの嵐
私は
「次男は小柄だけど、まだ使う可能性があるからごめんね」と丁重に再度お断りしました。ママ友は
「そうなんだ。〇〇君、小さいし使わないと思うけど。了解! 」と… 少し不満気な顔。その言葉に私は嫌な気持ちにはなりましたが、その場はそれで終わりました。
そして帰宅後、ママ友からさらにメールが…
「来年、年長になっても〇〇君小さかったら、今の園服でいけると思うし譲ってね!」と…
正直、図々し過ぎてドン引きしました。
ママ友にドン引きした私は、このメールには返信せず、これ以上関わらないようにしました。私が避けているのに気付いたママ友は自然と私に話しかけてこなくなりました。
まさか、ここまで何とかしてお下がりをもらおうとする人がいるなんて、思いもしませんでした。でも、実際本当にこんなママ友もいました…! みなさんも気をつけてくださいね。お下がりの保育園用品をなんとかしてもらおうとするママ友にドン引きしてしまった私の体験談でした。
(ファンファン福岡公式ライター / boudaa)