数年前の大型連休中に、車で10分ほどのところにあるチューリップ畑へ家族でお出かけをしました。最初は家族みんなでキレイなチューリップを見ていました。しかし、幼稚園児だった娘は急に逃げるように走りだしたのです…!
家族連れが多いチューリップ畑
小さい子どもがいる家庭では、まとまった休みには家族でお出かけをすることが多いのではないでしょうか。特に天気が良い日には、お弁当を持ってお出かけをするのが定番でしょう。 わが家も晴れた日には、よく日帰りで自宅からそう遠くない海や広い公園、水族館や動物園などへ家族で出かけていました。 家族連れには絶好の観光スポットとして、地元では有名なチューリップ畑が、自宅から車で10分ほどのところにありました。大型連休の頃になるとチューリップが見頃になり、畑一面赤や黄色など様々な色や種類のチューリップが咲いていてキレイな場所です。 ゆっくり散歩できるようにと、チューリップ畑には一列ずつ歩くところも作られていました。特に連休中は観光客がたくさん訪れるので、出店が出たり、やイベントが開催されていたりしました。
「いやー!」と逃げまわる幼稚園児の娘
長女と長男が幼稚園児、次女がまだ赤ちゃんだった頃の出来事です。晴れた日に、チューリップ畑に家族で出かけました。大型連休中だったので、家族連れが多かったのを覚えています。 じっとしていられない年頃の長女と長男は、チューリップをゆっくり見るよりも走る方が楽しいようで、畑一面を走り回っていました。まだ赤ちゃんだった次女は抱っこして、ゆっくりチューリップを見せるように歩いていました。 チューリップをゆっくり見ていた時です。いきなり 「いやー!」 と逃げるように遠くへ走っていく長女の姿がありました。 何事かと思い娘のほうを見てみると、イベントなどでよく見かけるピンク色のウサギの着ぐるみを着た人がいたのです。ウサギの着ぐるみの周りには、子どもたちが群がっていました。 なぜか長女にはウサギの着ぐるみが怖いものに映ったようです。長女はよほど怖かったのか、ウサギの着ぐるみが視界に入らないように遠くへ走っていったのです。 その後長女は、ウサギの着ぐるみを着た人がいなくなったのを見計らって家族の元へ戻ってきました…。 子どもたちが小学生の時には、遊園地にもお出かけしたことがありました。遊園地にも着ぐるみが出現しています。周りの子どもたちは楽しそうに群がっていましたが、長女は頑なに近づくことはありませんでした。 なぜ着ぐるみが怖いのか聞いたことはありませんでしたが、小学生になっても長女にとっては着ぐるみは怖いものに映っていたようです。
実は水族館も苦手だった
長女が小学生3~4年生頃に、ちょっと遠出をして水族館へ行ったこともありました。長男と次女は、じっくり水槽の魚たちを観覧しながら歩いていました。しかし長女は、水槽から離れて壁際をずっとつたって怯えながら歩いていたのです。3歳くらいの時に水族館へ行った時ことがありましたが、そんな様子は見られませんでした。でも小学生になると、なぜか泳いでいる魚が怖いのか苦手になっていたようでした。 そんな長女も大学生になり友だちと水族館へ行ったそうです。何事もなく魚を観覧してきたそうです。いつの間にか魚が怖くなくなっていたようです。さすがに着ぐるみも怖くなくなっていることでしょう。 (ファンファン福岡公式ライター/伊藤千恵)
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