店でもらったレジ袋を、ゴミ袋として再利用していたわが家。まだまだレジ袋のストックはあるからと悠長に構えていたところ、いざレジ袋が有料化されると困ったことがありました。
あれ? ストックはいっぱいあったはずなのに?
わが家の地区では、指定のゴミ袋がなく、透明または半透明のビニール袋にゴミを入れて収集に出すのがルールです。そのため、レジ袋をゴミ袋に利用しています。 またゴミを回収しやすいようにと、家のゴミ箱は全てレジ袋の持ち手を引っ掛けるタイプのものを使っています。そのため、わが家にとってレジ袋は必須アイテムといっても過言ではありません。 夫はスーパーに1人で行くのが好きで、私は私で2、3日に1度は買い出しに行っていたため、レジ袋はたくさんたまり、たまに処分しなければならないほど、いつも十分にありました。そのため「しばらくはストック分で足りるはずだから、なくなってから対処すればいいや」と考えていました。 レジ袋有料化が始まってからは、私も夫もエコバッグを持参して買い物に行くようになりました。しかし、いざ店でレジ袋をもらわなくなると、家にあったレジ袋は激減! 貴重になったレジ袋にゴミを入れながら、わが家のゴミの多さに初めて気付きました。 私は「1世帯でこれだけの量のゴミを出していたら、日本全国ではどれくらいになるのだろう?」と、環境問題について深く考えるようにました。
すでに遅かった! どの店もビニール袋の棚は空っぽ
こうして、わが家のレジ袋のストックは、1カ月もたたないうちに底を尽きました。そこで、レジ袋を購入しようと100円均一ショップに行ってみたのですが、陳列棚を見ると、持ち手付きの袋のコーナーだけが見事に空っぽ。みんな考えることは同じようです。 他の100円均一ショップやドラッグストア、ホームセンターなど、いろいろな店を回りましたが、どこも完売。「家のレジ袋が底を尽いたらで~」などと、高をくくっていた自分の詰めの甘さを実感しました。 結局、買い物をする時は2回に1回のペースで、レジ袋を購入することに。エコバッグ持参が推奨される中、周囲を見渡してもレジ袋を購入している人はほとんどいません。店員さんに「レジ袋をください」と言うのは、かなり気が引けました。 しばらくたつと、近所のスーパーに「レジ袋購入」カードが導入されたので、ようやく周囲を気にせずレジ袋を購入できるようになりました。もしかしたら、わが家と似た事情でレジ袋を購入する人が増えてきたせいかもしれません。 今もわが家はレジ袋を購入せざるを得ない状況が続いています。しかし環境問題のためにも、ゴミ袋とゴミ出しの状況を、どうにか改善できないかと検討中です。 (ファンファン福岡公式ライター/kotchan)