赤ちゃんの頃からアレルギーがあり、アトピー性皮膚炎のひどかった長男。医師から水痘(水ぼうそう)になると肌の状態が悪化する恐れがあると言われ、当時任意だった予防接種を受けたのですが…。
幼稚園で水ぼうそうが大流行! 予防接種を受けていたのに…
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長男が幼稚園の年長の頃、クラスで水ぼうそうが大流行しました。園児は次々に感染して休んでいき、うつらなかったのは、わが子を含めて4、5人だけになってしまいました。長男は予防接種をしているので「大丈夫だもんね!」と思っていたら、おなかにポツッと発疹が…。 病院に行ってみると、やっぱり水ぼうそうだろうということでした。予防接種をしていても、抗体の付き方が弱いと感染することがあるそうです。「重症化はしないので安心してください」との言葉通り、発熱もなく、おなかに発疹が2、3個出ただけで治まりました。 でも、どんなに軽くても、水ぼうそうは人にうつる病気です。5日間の出席停止になり、予防接種をまだ受けていなかった4歳下の長女にも感染してしまいました。 高い料金を払って予防接種を受けたのにと、何となくモヤモヤしましたが、感染症なので仕方がないですよね。アレルギー持ちの長男が痕も残らず済んだのですから、良しとしなくては。 しかし、これで終わりではなかったのです。
見覚えのある発疹が再び長男を襲う!!
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長男が小学3年生になった夏のことです。背中に再び発疹が現れました。「何かアレルギーかな?」と思ったのですが、なかなか引かず、背中の右側だけに発疹が帯状に広がる様子には、どこか見覚えが。 それは数年前、夫が発症した帯状疱疹(ほうしん)にそっくりだったのです。かゆみはあるものの、痛みはないと言う長男。帯状疱疹でひどい痛みを経験した夫は、「これは違うやろ。帯状疱疹ならもっと痛がるはず」と否定的でしたが、私は見れば見るほど帯状疱疹ではないかという思いを強めていきました。 病院へ連れて行くと、診断結果はやっぱり帯状疱疹。大人がかかる病気と思っていたのですが、子どもでもまれに発症するそうです。大人と同じで、体力低下や強いストレスが原因だそうですが、小学生の長男にそんなストレスが? 確かなことは分かりませんが、もしかすると…4歳の妹、1歳を迎えたばかりの弟、そしてつわりで不調だった私を前に、我慢することが多かったのかもしれません。 水ぼうそうと同じウイルスが原因で発症する帯状疱疹。予防接種を受けても、水ぼうそうにかかり、帯状疱疹まで発症するとは。長男は一体どれだけ水ぼうそうのウイルスに好かれているんでしょう。 2週間後、次男も水ぼうそうを発症。なかなかしぶといウイルスのようです。みなさんも気を付けてくださいね。 (ファンファン福岡公式ライター/おきょうさん)
このぶつぶつ何!?子どもが発疹を出す原因と病院を受診するタイミング