皆さんは、漫画やアニメでトラウマになったことはありますか? 私は子どもの頃、小学校の図書室にあった「はだしのゲン」を読んで、壮絶な被爆の話に震え上がり、夜眠れなかった時期がありました。今のところ、わが家の子どもたちはそのようなことはありませんが、あるママ友の6歳の息子は大変なことに…。友人の話を紹介します。
息子に異変が! 自宅のリビングに1人でいられない
最近の小学校の学童保育には、連載中の人気漫画も置いてあり、多くの児童が漫画を読むことを楽しみにしているといいます。 そのママ友の家には、漫画はありませんでした。しかし「友達との話題作りになれば」と、息子(以降、A君)が学童で漫画を読むことを許可していました。 A君が学童に通い始めてしばらくたった頃、突然極度の怖がりになったとママ友は言いました。家中どこでも1人ではいられず、パニックになる毎日。特にダメなのがリビングでした。 A君がリビングでテレビに夢中になっている間に、ママ友が別室で用事をしていると、A君は泣きながら「ママー! どこー!」と探し回るほどとか。 これはおかしいと思ったママ友が、何が怖いのかA君に話を聞くと、びっくりする答えが返ってきたそうです。
怖がりの原因は、あの超人気漫画2タイトルだった!
A君が突然怖がりになった原因の1つが、学童で同級生がこぞって読んでいた漫画「鬼滅の刃」でした。A君はたった数ページで「もう怖い、無理だ」と思ったものの、怖がっていることを周囲に悟られたくなくて、読み進めたといいます。そのうち「いつか自分も鬼に食べられてしまう」と思い込んでしまったようです。 また「名探偵コナン」も、もう一つの原因でした。A君は「いつもリビングで事件が起きて、死体があるんだもん」と言ったそうです(リビング以外でも事件は起きていますが)。 この鬼恐怖症とリビング恐怖症が重なって、「リビングに鬼が来て、食べられてしまう」と怖くてたまらなくなったのでした。 A君の話にすっかりあきれたママ友は、「うちのリビングでは、人は死にません!」と断言。 しかし、A君を安心させるには至らず、お風呂やトイレにも一人で行けないほど、生活に支障を来たすようになったそうです。 そこで、ついにA君に「学童でも漫画禁止令」を発動。ママ友は「漫画やアニメの空想の世界と、現実の世界の区別がつくまではお預けだわ」と苦笑するのでした。 (ファンファン福岡公式ライター/tsukuko)
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