赤ちゃんはかわいいですが、夜泣きって大変ですよね…。かわいいわが子でも、夜泣きで睡眠不足が続くと辛く感じるときがあります。そんな時、赤ちゃんの夜泣きをどうやって乗り越えていくかを紹介します。
イライラするのは、間違っていない!
生後2ヶ月頃までの赤ちゃんは寝て起きての繰り返し。ようやく寝かしつけに成功したと思ったら、すぐに起きてしまう。夜も1〜2時間おきに泣いて起こされる日々。 睡眠不足が原因で、あんなにかわいいと思った赤ちゃんに、イライラし、夫婦ゲンカになることだってありました。 赤ちゃんとはこういうものだと理解はできても、感情が許さない時期。でも考えてみると、子供が生後1ヶ月であれば、親だって親歴1ヶ月ということ。そして親になった途端に、全てをできるようになる訳ではないということに気づきました。
目の前の子どもにどう接するべきか
わが家には3人の子供がいますが、みんな夜泣きがヒドかった。そんな時にどうしたのか。それは、授乳と寝かしつけ以外の家事を放棄すること。 「夜泣き 対応」でネット検索すれば、「家事代行サービスや外食をしましょう」なんて書いてある記事がありますが、金銭的に長続きしません…。 そこで、やらなくてもいい家事を夫婦で決めていきました。部屋が散らかっていてもいい。またすぐ散らかるから。キレイにしておく部分と、散らかっていてもいい場所を分けても良いでしょう。 食器洗いが大変だったら、たまに紙皿を使うのもいいです。ピクニックみたいですよ。洗濯物は畳まなくても大丈夫です。各自が掘り出して対応しましょう。宝探しっぽくて楽しいですよ。 赤ちゃんに関することはしっかりやるけれども、やらないことや回数を減らすことができないか。夫婦2人の生活から、赤ちゃん中心の暮らしに変化したのですから、改めて決めてみると良いかもしれません。
パパは何をするべきか
夜泣きが続く日々に、パパができることは何でしょうか? それは、ママを支えることです。ママの手が回らない家事をしたり、夜泣きが始まったら赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて深夜のドライブに行くのも効果的でした。ママと赤ちゃんが一時的にでも物理的な距離があくと、ママも1人の時間を持つことができて、気持ちの余裕が生まれます。 平日にお仕事をしているパパにとっては、寝不足となり、次の日の仕事に影響が出るかもしれません。でも、ママがもし倒れてしまっては、全てをパパがやることになります。とても仕事どころではありません。 せめて休みの前日や休日だけでも、ママの代わりに夜泣き対応ができると、ママがぐっすりと休むことができます。 大事なことは睡眠不足な中、家事を完ペキにする必要はないということです。ただでさえ寝ていないのですから、赤ちゃんが寝た時間はママも寝たほうがいいでしょう。 いいんですよ。 今日も寝不足でも、赤ちゃんと無事に過ごせたじゃないですか。横で赤ちゃんが寝ているじゃないですか。赤ちゃんに母乳やミルクを与え、抱っこをしてあげ、添い寝してあげているだけで充分なんです。 それだけで、いや、それがこの時期の最大の育児です。だからこそ、完ペキを求めずに、自分たちのペースで夜泣きに付き合ってきましょう。 (ファンファン福岡公式ライター/田中ひでのぶ)
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