挨拶まわり、おせち作り、しめ縄つくり…。色々とやることが多すぎて目が回りそうなお正月。「そんなこんなで大掃除までは手が回らない!」と後回しにしていませんか? そんな時こそ早起きをして掃除をすると思わぬ収穫があるかもしれませんよ…?
母の一言で始めた大掃除… 思わぬお年玉が!
大晦日の夜、家族団らんで食卓を囲んでいると、母から「自分の部屋は掃除したの?」という一言にギクリ。年末の付き合いで忙しかった私は掃除をしておらず、ありのまま伝えると「明日の朝から掃除をしなさい」とお叱りを受けてしまいました。 翌日は、誰も起きていない朝5時から掃除を始めることに。掃除機をかけて、窓ふきをして、いらない雑誌は処分をして…。これでひと通り終わったかなというところで、約1年間手をつけていない開かずの押入れがまだ残っていることにハッとしました。 どうせするなら、勢いづいている時にしてしまおう! とそのまま開かずの押入れにも取り掛かりました。すると、大昔のアルバム・学生時代の制服・手紙など懐かしいものがたくさん出てきたのです。 昔の思い出に浸っていると、物音で起きてきた母親も「懐かしい!」と大喜びしながら、私の幼少期の思い出話を聞かせてくれました。これが押入れ掃除の代わりにもらった、心が温まる子育てエピソードをという最初のお年玉。 思い出話もそこそこに切り上げ掃除に戻ると、奥から古いポチ袋を発見! 捨てようとした時、その袋に何か入っていることに気が付きました。 中を確認してみると……何と1万円が!! 大昔にいただいたお年玉が眠っていたのです!
祖父からも頼まれた大掃除 気乗りはしなかったけれど…?!
思わぬお年玉を2つも収穫した私はご機嫌で、おせちを食べにリビングへ。すると、祖父が「畑と倉庫の掃除もついでに手伝ってくれないか」と言います。 寝正月にする気満々でしたが、忘年会の暴飲暴食による体重増加を清算する機会だと思い、引き受けることにしました。 祖父の畑と倉庫につくと、そこには大量の草木とゴミが散乱状態…。確かに80歳を超える祖父には、これらを片付けることは身体に堪えることでしょう。そこで、私は孝行のつもりでその現場を1人で受け持つことを決意。 汗だくになりながらゴミを運んでいると、「頑張っているね! 差し入れ!」と近所の方の声がしました。私が1人で掃除をしている姿が見えたので、応援に来たとのことです。 声をかけてくれただけでなく、お菓子までいただいてしまい…。お礼を言い、後でお菓子を開けてみると、なんと某高級チョコレート詰め合わせ! ここでも、思わぬお年玉をいただいてしまったのでした。
1日で思わぬお年玉をいただいた嬉しいお正月
何とか畑と倉庫の掃除を終えて、親戚一同の集まりに参加をしました。 待ちに待ったお年玉(お小遣い)の時間。親戚一同から、そして祖父からも貰ったときに……あれ? 私の分だけ少しポチ袋が厚い。祖父はなんと大掃除のお礼として他の子よりも多めにお年玉を入れてくれたのです! 流石に悪いと思い少し返そうとすると、祖父は「早朝から働いてくれたから、そのお礼だよ。受け取っておきなさい。」と優しい言葉まで一緒にくれました。この言葉が一番大きなお年玉だったかもしれません。 ちなみに、この大掃除の効果かわかりませんが、1.5キロ体重を落とすことができました。そこでも嬉しいお年玉気分に。 面倒なイメージのある大掃除。でも、私の場合は早起きをして掃除をしたら、三文以上の得になりました。重い腰をあげて一生懸命に取り組んでみると、思わぬお年玉が飛び込んでくるかもしれませんよ! (ファンファン福岡公式ライター/ちゃーみー)
産後の手伝いに来てくれた義母、ストレスを感じるのはお互いさま?